柳の下にはもうドジョウはいないのだ。
映画でPART2を作るとコケル、というジンクスがある。そりゃあ『タイタニック』で実はディカプリオは生きていた!なんてやられちゃ、ドジョウも客も逃げるよな。
(いや、まだ『タイタニック2』が出るわけでもないけどね。ガセかもね)
さて10月23日放送の月曜ドラマスペシャル。以前“斬新な2時間サスペンス”と題してこの「踊り子の呟き」に載せたドラマのことを覚えている方はいらっしゃるだろうか。あのブラボーハラショー馬鹿万歳!な2時間サスペンスが帰ってきたのだ!!
ハイ、今回も内容はどうでも良いとしましょう。白血病の骨髄ドナーとなる殺人未遂罪の男が護送中に逃げた!半人質状態の京本正樹!白血病患者は小林稔侍の身代わりとなって死んだ後輩の婚約者だ!頑張れ、負けるな特捜部!!という話だった。
ドラマが始まって5分もしないうちに、 だがしかぁーし!なんと前回伏線はすでに張ってあったのだ!!
“鬼沢平吉の事件ファイル1”のラストシーンで、20秒ほどの台詞で美味しい所を全部かっさらった男がいた。特捜部を秘密裏に設立した警視総監、丹波哲朗その人である。
そして今回も注目のラストシーン。逃亡犯が丹波哲朗の鶴の一声で特捜部、碓井刑事になってしまうのだ。林業試験場の職員が試験も受けないで刑事になれるんかーい!あああ、オープニングは滑走路を歩く6人だったのに、エンディングで7人になってるよー。増えてるよー。 |