光源(「オール読物」文藝春秋 連載) 2000年9月 文藝春秋より刊行
発月号数 | 回 | サブタイトル | オール読物「目次」掲載のあらすじ | |
2000.7 | 光源 | 完 | 後日談 epilogue |
人気男優の孤独な精神が焦がれるのは只一人の女、腹違いの妹だった |
2000.6 | 第十三話 | ノーバジェット | 映画が頓挫して焦燥する優子と屈託する有村。女が男を見きる時とは | |
2000.2 | 第十二話 | 女優 actress |
主演男優のわがまま降板劇は、元アイドルの捨て身の賭けを打ち砕く | |
2000.1 | 第十一話 | 危険 risk |
主演男優の突然の降板劇に非常の選択を迫られる女プロデューサー | |
1999.11 | 第十話 | 俳優 actor |
プライドを傷つけられた主演男優がキレて映画は重大な危機に陥る | |
1999.8 | 第九話 | 構図 framing |
映画のために捨てたものの大きさに優子は深い喪失感に襲われる | |
1999.7 | 第八話 | 肌の色合い skin tone |
脚本に異議を唱えた主演女優。次には撮影監督を誘い出して… | |
1999.5 | 第七話 | 日没 sunset |
主演女優がヘアヌード集を。混乱する撮影現場に新人監督は苛立つ | |
1999.4 | 第六話 | 実景 establishing shot |
監督、撮影監督、製作者、現場に微妙な不協和音が鳴りはじめた | |
1999.1 | 第五話 | 濃度 density |
初作品に挑む若き映画監督は撮影隊との熱意の差に孤独を深める | |
1998.11 | 第四話 | 斜光 cross light |
「俺は光の奴隷だ」-映像にかける撮影監督有村の熱い思いと自負 | |
1998.7 | 第三話 | 擬似夜景 day for night |
私生活と仕事の狭間で惑う女プロデューサーの過去への苦い思い | |
1998.4 | 第二話 | 眼差し | 処女作に挑む青年監督の胸に、映研時代の先輩との言い争いが蘇る | |
1998.1 | 光源 The Light Source |
第一話 | 深い黒 リッチブラック |
光ある所にしか真の闇もない。一本のフィルムに絡まる三人の心模様 |