映画日記.タイトル

題字が黒は、VIDEOです。

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題名 スタッフ 感想他
2010.09.25 君に届け 監督 熊澤尚人
出演 多部未華子、三浦春馬、蓮佛美沙子、夏菜、桐谷美玲
「13人の刺客」とどちらにするか迷ったけど、スマステ見てて面白そうだったからこちらにしました。
皆三浦春馬のファンなんだろうか。それとも若い女の子に大人気の漫画が原作だからだろうか、館内は若い女の子ばかり。男一人はりゅうだけだったぜぃ。
映画は、あまりに暗いため皆に怖がられ「貞子」と渾名される黒沼爽子が、入学式で風早翔太に出会い、恋や友情に目覚めていく青春ムービー。
皆もあったよね、上手く友達とコミニュケーション出来なかったり、思いを伝えなかったりしたこと。ピュアで良いなあ。
それにこの映画の舞台。足利市でロケされたそうだが一度行ってみたくなった。ただ、爽子のキャラがあまりに最後まで同じなので、ちょっと中だるみしちゃった。
エンドロールが出ても、最後の最後まで席を立たないでね。
2010.09.18 バイオハザード
アフターライフ
監督 ポール・W.S.アンダーソン
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーターウェント、ワース・ミラー、     キム・コーツ、ショーン・ロバーツ、スペンサー・ロック
アリスとアンブレラ社、アンデッドとの戦い第4弾。
期待して行ったのだが、この映画は一体…。もっといい映画に出来なかったのでしょうか。それと、どうも3Dはあまり良いとはいい難い。飛行機がおもちゃに見えた。そして、あのラスト。続きは次回作でということかい。
とぼやきながらも、DVDが出たら又見るだろうし、次回作が出来たら見に行くだろうなぁ。きっと。アリス好きだし。
2010.08.28 東京島 監督 篠崎誠
出演 木村多江、窪塚洋介、福士誠治、柄本佑、木村了、鶴見辰吾
桐野夏生原作の同名小説の映画化。。窪塚洋介もよいが木村多江がめちゃめちゃ良い。しかし、あのラストは…。
2010.06.26 アイアンマン2 監督 ジョン・ファブロー
出演 ロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトロウ、ミッキー・ロ     ーク、スカーレット・ヨハンソン、サミュエル・L・ジャクソン
コミックの人気作品の映画第2弾。
やっぱりスカーレット・ヨハンソンはいいなあ。
2010.5.15(土) グリーン・ゾーン 監督 ポール・グリーングラス
出演 マット・デイモン、グレッグ・キニア、ブレンダン・グリーソン、エ    イミー・ライアン、ハリド・アブダラ、ジェイソン・アイザックス
アメリカ軍のミラー大尉とその部隊は、大量破壊兵器を捜索しているがその跡すら見つけられない。軍からの情報そのものが怪しいと思い始めたミラーは、CIAのエージェントと捜査を始める。するとそこから思いもかけない事実が…。
マット・デイモン良し。ミラーが建物の中から外に出て行くラストシーンは忘れられないものになりそうである。
2010.1.9(土) アバター 監督 ジェームズ・キャメロン
出演 サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー
    スティーブン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、
車いす生活を送るジェイクは、死んだ兄の代わりに衛星パンドラにやって来る。彼は人間とナヴィ族のハイブリッドであるアバターを操り、調査のため森に分け入るが、野獣に襲われ単身惑星の奥に取り残されてしまう。夜、野犬に似た動物に襲われた彼は、ナヴィ族の王女に助けられる。その時「予言」現れ、彼はナヴィ族の教育を受けるのだが、やがて、ナヴィ族を追い払い希少鉱物を得ようとする人類とナヴィ族との争いに巻き込まれていく。
いやー、面白かった。戦闘ロボットなど、なんか見たことある様なものが出てくるが、そういうものを差し引いても圧倒的に面白い。アドベンチャーあり、SFあり、恋あり、バトルあり、ファンタジーありと、まさりゅう好み。多分もう一回見に行くと思う。今度は、3Dじゃないほうで見てみたい。
2009.11.21(土) 2012 監督 ローランド・エメリッヒ

出演 ジョン・キューザック、アマンダ・ピート、キウェテル・イジョフォ      ー
思ったより面白かったです。マヤ歴を題材にした天災ムービー。家族を救おうとジョン・キューザックが奔走。奇跡的に生き延びる主人公たちだが、あまりにご都合がよすぎるように思えますが、ストーリーに思わず見入りました。合格です。
2009.10.31(土) 私の中のあなた 監督 ニック・カサヴェテス
出演 キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ボール     ドウィン、ソフィア・ヴァジリーヴァ
白血病の姉に臓器を提供するドナーとして、アナは遺伝子操作によってこの世に生まれてきた。アナはこれまで何度も姉の治療のために犠牲を強いられてきた。そんなある日、アナはケイトのためにこれ以上手術を受けないと、両親を相手に訴訟を起こす。しかし、その訴訟にはある隠された理由があるのだった…。
病気の娘と彼女を救いたいと願う一家の家族愛の物語。タイトルから想像していた内容とは全く違った結末だった。姉妹の会話に思わず胸が熱くなった。
2009.10.10(土) ヴィヨンの妻 監督 根岸吉太郎
出演 松たか子、浅野忠信、妻夫木聡、広末涼子、堤真一、室井滋
終戦直後の混乱期。妻子を顧みず、酒を飲み、外には女をつくる小説家・大谷。こんな夫を愛する妻・佐知は、夫の借金から飲み屋で働くことに。働くことで佐知はこれまでより生き生きしてくるが、大谷は妻の浮気を疑い、さらに病から生きることに疲れ、他の女と心中を図る…。
放蕩三昧の夫と暮らしながら強く生きていく妻の役を松たか子が好演。出番が少ないが、大谷に振り回され大谷と心中を図る広末涼子も良い。これまでの彼女の映画の中ではベストではないだろうか。
脇役もなかなか上手くて、ストーリーもまずまずで飽きさせてくれないが、どうも淡々としすぎ。これで終わり?という感じはぬぐえなかった。松さんのラストのセリフが答えか。
2009.10.03(土) BALLAD 名もなき恋のうた 監督 山崎貴
出演 草なぎ剛、新垣結衣、夏川結衣、筒井道隆、大沢たかお
戦国時代、小国・春日の廉姫と侍大将・又兵衛は幼馴染で、お互いに身分を越えた叶わぬ恋心を密かに抱いていた。この姫が湖で祈る姿を夢に見ていた真一は、「大クヌギ」の下で戦国時代にタイムスリップする。美人で誉れ高い廉姫に大名・大倉井高虎からの婚儀が申し込まれる。城内は歓迎ムードだったが、伸一を追って未来からやって来た真一一家の話を聞いた城主は、姫の気持ちを考えこの縁談を断る。怒った高虎は、大軍を率いて春日を攻めてきたのだった。春日は生き残れるのか。廉姫と又兵衛の恋はどうなるのか…。
原作は「クレヨンしんちゃん」だそうだか、原作は見ていない。お子ちゃま映画という人もいたので見るのをためらっていたけど、なかなか面白かった。戦闘シーンはまずまずだが、夜襲?はどうもパッとしないし、一騎討ちへの流れもいまいち。そのほか突っ込みどころも沢山ある。だが、りゅうはこの映画が好きである。「誰もが涙する」のコピーは大げさだが、廉姫の恋はかなわないからとても切ないのである。横たわる又兵衛の上に屈みこむ廉姫の姿は忘れられないシーンになりそうである。携帯電話やカメラも上手く使われていて、エンドロールでのMOVIEも印象的。
あれから、廉姫はどんな人生を送ったのだろうか。りゅうは今、パンフをパラパラめくりながら、映画の余韻に浸っている。
2009.7.18(土) 剣岳 点の記 監督 木村大作
出演 浅野忠信、香川照之、中村トオル、宮崎あおい
りゅうは、剣岳に2回登ったことがある。1回目は、社会人2年目。立山からの縦走だった。元ワンゲル部の友人たちより、元気だった。2回目は馬場島から池ノ谷の雪渓づたいに三の窓泊まり。だが登頂後はへばった。へとへとに疲れきって出そうとする一歩が出ず、やっとの思いで帰ってきた。3度目は、1回目と同じルートでチャレンジしたがついに登頂はかなわなかった。雄山に登ったところで体調を壊し、大汝山の小屋に泊まることになり、そのまま引き返したからである。
映画は、未踏の剣岳山頂に三角点をつけようとする測量隊の苦難を描いた新田二郎の同名小説の映画化。装備もそれほど充実していないあの時代に、初登頂は相当な困難だったと思う。映画は登頂ルートを求めて努力する測量隊の苦労を、美しい北アルプスを舞台に切々と描いている。
大きなスクリーンで見る剣岳を始めとする北アルプスは美しく、荘厳であり、改めて感動した。富山県の宝ものである。が、この映画には汗が見えなかった、ぜいぜい喘ぐ息使いが聞こえなかった。りゅうの心には響かなかったのであろう。
2009.7.18(土) ハリー・ポッターと
謎のプリンス
監督  マイク・ニューウェル
出演  ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
あの長い原作を良くまとめていました。ジニー良し。最終話「死の秘宝」の公開待つ。(2010年11月)
2009.6.27(土) 真夏のオリオン 監督 篠原哲雄
出演 玉木宏、北川景子、堂珍嘉邦、平岡佑太、吹越満、益岡徹
アメリカからイタリア語で書かれた楽譜「真夏のオリオン」を受け取った倉本いずみは、祖母のサインがあるこの楽譜の謎を解こうと、ただ一人の存命者・鈴木を訪ねるのだった。鈴木から語られる話は、終戦が間近に迫った日本海軍の潜水艦とアメリカ軍の壮絶な戦いだった。残る酸素は一時間。イ−77がとった最後の作戦とは。そして戦闘の結末は…。期待していなかったけど、面白かったぁ。
2009.6.13(土) ターミネーター4 監督 マックG
出演 クリスチャン・ベール、サム・ワーシントン、ムーン・ブラッドグッド、ブライス・ダラス・ハワード
「審判の日」以降のスカイネットとの闘いを描くターミネーター・新シリーズ。カリスマ的指導者になるはずのジョン・コナーは、まだ一部隊のリーダーにすぎない。自分の父親となるカイル・リースとの出会いを描く本作はほんの序章である。今後の作品を期待して待つ。
2009.5.30(土) スタートレック 監督 J.J.エイブラムス
出演 クリス・パイン、ゾーイ・サルダナ、ザッカリー・クイント
スタートレック最新版。カークが船長になるまでの青年期の物語。期待していませんでしたがとても面白かったです。スポック役のザッカリー・クイントはぴったりです。
2009.5.5(火) GOEMON 監督 紀里谷和明
出演 江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ(ガレッジセール)
ちょうど時間がぴったり合ったので見に行きました。あまり期待しないで見たのが良かったのか、めちゃくちゃ面白かった。CGのオンパレードには少し疲れますが、なかなか楽しませてくれました。広末涼子のセリフ回しがちょっと気になった。
これから見る人へ。この映画に史実や時代考証を求めないように。これは桃山時代を題材にした全く新しい物語なのだから。
2009.4.25(土) おっぱいバレー 監督 羽住英一郎
出演 綾瀬はるか、青木崇高、田口浩正、市毛良枝、中村トオル
「試合に勝ったら、おっぱいを見せる」と約束してしまった、新任教師・寺嶋美香子が顧問を務める男子バレー部は廃部寸前のチーム。美香子先生のおっぱいを見るために張り切る生徒たちと、試合には勝って欲しいがおっぱいは見せたくないと悩む美香子先生。美香子先生は目標に向かって頑張る生徒たちと信頼関係を築きながら、先生としての自信も取り戻していくのであった…。
自信を失いかけている新任教師と「道程」や「おっぱい」に異常に反応する思春期の少年達の触れ合いを描く青春ムービー。若いって良いなぁ。恩師・原田先生とのエピソードでは泣いた。綾瀬はるか良し。永井雲龍の「道標のない旅」良し。え?美香子先生はおっぱいを見せるかって?それは映画を見てからのお楽しみ。
2009.4.18(土) レッドクリフ2 監督 ジョン・ウー
出演 トニー・レオン、金城武、チャン・チェン、リン・チーリン、ヴィッ     キー・チャオ
レッドクリフの続編にして、「赤壁の戦い」完結編。
前作は少し物足りなかったが、この戦闘は必見である。りゅうがこの戦いの事を知ったのは、高校の時の「漢文」。歴史の教科書にも載らない戦ではあるが、これだけ多くの人が義や正義のために命をかけたんだね。圧巻。すっきりした。
が、尚香の敵陣潜入など余計なものがちょっと多いのと少し分かりにくいところがあるのが欠点かなぁ。
2009.3.14(土) ジェネラル・ルージュの凱旋 監督 中村義弘
出演 竹内結子、阿部寛、堺雅人、高嶋政伸、國村隼
ご存じ窓際医師・田口と厚生労働省の役人・白鳥がコンビを組む、病院内ミステリー「チーム・バチスタの栄光」の続編。緊急救命センター長・速見が収賄の疑惑と殺人の容疑をうける。二人は真相に迫ることができるのか…。
前作を見ていたので今回も見に行きましたが、原作を読んでいなかったせいか、まずまず楽しめ、前作より好印象です。
2009.2.28(土) チェンジリング 監督 クリント・イーストウッド
出演 アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコヴィッチ、エイミー・ライアン、コルム・フィオーレ、ジェフリー・ドノバン
1928年のロスアンゼルス。シングルマザーのクリスティンは息子ウォルターと平和に暮らしていたが、ある日息子が行方不明になる。5ヶ月後、息子が発見されたと警察から知らせを受け、駅で出迎えるが、それは息子ではなかった…。
クリント・イーストウッド監督の最新作。子供の無事を願う母親の闘いを描いた実話に基づいたサスペンスである。派手なアクションやCGは全くない。平凡な主婦が息子を助けようと腐敗した警察権力と闘う姿を、静かに淡々とそして重厚なタッチで描く人間ドラマ。アンジェリーナ・ジョリーも母親役を熱演。その時代公証もすごいが、80年前の実話に圧倒された。まさに映画。久し振りに本物の映画を見たように感じた。映画ファン必見。お勧めの映画である。
クリスティンと刑事の会話。(記憶不確か)

クリスティン「これではっきり分かったものがあるわ」
刑事    「それは何です」
クリスティン「希望よ」

映画史に残る名セリフである。
2009.2.14(土) フェイクシティ
ある男のルール
監督 デヴィッド・エアー
出演 キアヌ・リーブス、フォレスト・ウィテカー、ヒュー・ローリー、クリス・ウヴァンス、.マーサ・ヒガレタ
犯人には容赦なく銃弾を浴びせ、信じるもののためには手段を選ばないロス市警の刑事・ラドラー。あるとき、かってコンビを組んでいたホワイトが目の前でコンビニ強盗に殺される。苦情窓口に回されていたラドラーは、コンビニ事件を担当するディスカントとともに犯人を追う。そこには彼の知らないが闇が隠されているのだった…。
キアヌ・リーブスが孤高の刑事を好演。脚本はあのジェイムズ・エムロイが担当。欲望と虚構に満ちた街ロサンゼルスを舞台に胸を刺すストーリーが展開します。
2009.1.17(土) 007慰めの報酬 監督 マーク・フォースター
出演 ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック
前作で恋人のヴェスパーに裏切られたボンドはミスター・ホワイトを追う。その裏には予想もしない悪の組織が存在していた。あるときボンドはカミーユという美しい女性と出会い組織を追うことになる…。
冒頭のカーチェイスから手に汗握る展開で、相変わらずの連続冒険活劇大変楽しめて面白い。が、期待すぎたせいか「カジノ・ロワイヤル」と比べるとどうもいまいち。前作が出来すぎだったせいかな。
2008.11.24(月) レッドクリフ 監督 ジョン・ウー
出演 トニー・レオン、金城武、チャン・チェン、リン・チーリン、ヴィッ     キー・チャオ
西暦208年、呉の孫権と蜀の劉備が協力して魏の曹操を破る「赤壁の戦い」を描く歴史大作。
中国統一を狙い南下する曹操の大軍を呉の司令官・周瑜と蜀の軍師・諸葛孔明を中心とした連合軍は破ることが出来るのか…?
残念ながらこれは前編。それなりに面白いが、ちょっと物足りない。戦闘シーンがどうもいまいちなのである。やはり後編を見ないことには言いようがないようである。連合軍が勝つのはわかっているが、やはりPertUを待とう。
2008.11.15(土) ハッピーフライト 監督 矢口史靖
出演 田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵、田畑智子
飛行機を舞台にした群像劇。とっても笑えます。週刊文春の評価が結構低かったのでちょっと心配していたが、大変面白かった。飛行機を飛ばすってとても大変なことなんだね。ちょっと前、飛行機で旅行したのであるが、安全に運航させて下さった皆さん、ありがとうございました。
2008.11.2(日) ICHI 監督 曽根文彦
出演 綾瀬はるか、中村獅童、窪塚洋介、佐田真由美、大沢たかお
女性版座頭市である。盲目の男を探す離れ瞽女の市。刀を抜けない浪人・藤平十馬と道ずれになり、美藤宿にやってくる。そこは白河組が仕切る宿場で、荒くれ者の集団・万鬼党に荒らされていた。盲目の男は誰で、そして見つかるのか。白河組と万鬼党の争いの行方はどうなるのか。果たして十馬は刀を抜けるのか…。
もっと出来が悪いのではと心配していたが、殺陣もまずまずで見ごたえのある時代劇になっていた。市が去って行く峠のシーンは、記憶に残るラストシーンになると思う。ただ、市が万鬼党に乗り込むあたりからのストーリーはいまいち。ここをもうひと工夫し、もう少し笑いのシーンを入れればもっと良かったと思う。
2008.10.19(日) 容疑者Xの献身 監督 西谷弘
出演 福山雅治、柴咲コウ、松雪泰子、堤真一、金澤美穂、北村一輝
見に行く予定はなかったのである。「おくりびと」を見た後、友人に会ったら「原作読んでいたけど、面白かった」と言っていたので気になっていた。そして、昨日のサマスタで稲垣吾郎が一位にランク付けしていて、「でもあれはないよね」と言った。大下アナが「私もそう思いました」と追い討ちをかけたので、その「あれ」がとても気になって急遽見る羽目に…。
松雪泰子や堤真一が頑張っていてとても良い映画になっていたが、全く楽しめなかった。次はこうなると読めてしまうからである。見ないほうが良かったと思う。
それにしても「あれはないよね」のあれは一体何だったんだろう。トリックか、石神が献身する訳か。誰か教えて。
2008.10.13(月) おくりびと 監督 滝田洋二郎
出演 本木雅弘、山崎努、広末涼子、余貴美子
楽団が解散になり田舎に戻ったチェロ奏者の主人公が、ふとしたことから納棺師になる物語。人に死は避けられないから、全人類誰もが無関心ではいられないテーマである。もっと暗い映画かと思ったが、笑いあり涙ありでよくできていた。人生の終焉はどこも厳かであり、そして何かを考えさせられるものである。
2008.8.16(日) スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ
スター・ウォーズファンとしては、見ないわけにはいかないのである。やはり面白かった。
また映画が見たくなったので、しばらくビデオ屋通いが続きそう。
2008.6.7(土) 僕の彼女はサイボーグ 監督 クァク・ジェヨン
出演 綾瀬はるか、小出恵介、田口浩正、竹中直人
とにかく可愛いのである。
「ドラえもん」「絶対彼氏」「タミネーター」をミックスしたようなこのラブ・ストーリー?、は、時間的には成立しえないし、退屈なシーンも多い。あの災害シーンもちょっと大袈裟すぎてちょっと冷めてしまったのである。あまり面白くないと思う人もいるかも知れない。
たとえば故郷に帰るシーンを短くして最後の謎解きをもう少し丁寧に説明すればもっと良い作品になったと思うが、りゅうはこのラストのなぞ解きも結構好きである。
それよりも何よりも不満、欠点は多々あるが、そうしたものを忘れさせてくれる程、綾瀬はるかが最高なのである。
とにかく最初の登場シーンからめちゃくちゃ可愛いのである。健気で一途でキュート。スタイルも文句無し。こんなに可愛い娘ならサイボーグでも恋人にしたいと思ってしまうのである。「鹿男あをによし」の藤原道子役も結構好きであるが、このサイボーグ役は最高。彼女の代表作の一つになるであろう。ビデオの発売が待ちきれない。たぶんもう一回見に行くと思う。女座頭市を演じる「ICHI」の公開が楽しみである。
2008年度の最高にキュートで最強なヒロイン誕生、と言っておこう。
2008.5.10(土) 隠し砦の三悪人
THE LAST PRINCESS
監督 樋口真嗣
出演 松本潤、長澤まさみ、阿部寛、椎名桔平、宮川大輔
黒澤明の「隠し砦の三悪人」のリメイク。昔この映画をビデオで見たとき、あまりの面白さに驚愕したものであるが、オリジナルのストーリーを知っているせいだろうか、インパクトがなく映画に引き込まれなかった。オリジナルのストーリーを取りつつ内容を変えていて、それなりに評価はできるのだが、敵中突破のはらはらドキドキ感もスピード感も感じないのである。この映画の救いは、雪姫役の長澤まさみと、椎名桔平演じる鷹山刑部がダースベーダー風で存在感があることだろうか。
ビデオが出たらまたみて見よう。
2008.4.26(土) 紀元前1万年 監督  ローランド・エメリッヒ
出演  スティーヴン・ストレイト、カミーラ・ベル、オマー・シャリフ
     クリフ・カーティス
それなりに楽しめるのたが、どうも少し物足りない感じがしてしまう。「インデベンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモーロー」のローランド・エメリッヒの作品だからだろうか。奴隷狩りに連れ去られた人々を救う話なら「アボカリプト」の方が断然面白い気がする。それにとても紀元前1万年と思えない時代考証もなぁ…。タイトルでも損をしているように思う。
2008.4.12(土) うた魂♪ 監督 田中誠
出演 夏帆、徳永えり、ゴリ(ガレッジセール)、薬師丸ひろ子
自分の美声とルックスに少し自信過剰気味の主人公が、好きな男子学生から、歌っている顔が「産卵中のシャケみたい」と言われ合唱を止めようとするが、合唱のすばらしさに再度気づきハッピーエンドを迎えるという、女子高生音楽ムービー。「スイング・ガールズ」ではジャズ、「リンダリンダリンダ」ではブルー・ハーツが取り上げられたが、今度は合唱が題材。合唱好きにはたまらない映画であろう。
それにしてもゴリ率いる湯の川学院の「十五の夜」(尾崎豊)にはとても感動した。まさに心が揺さぶられた。合唱の良さも良く分かります。これを観るだけでも価値あると思います。
ラストも感動はしたが、残念ながらイマイチだった。選曲が悪いのか、そうした曲が無かったかのか、「十五の夜」を超えるものではなかったからである。
2008.2.23(土) ライラの冒険
黄金の羅針盤
監督  シェカール・カプル
出演  ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、クライブ・オーエン
     アビー・コーニッシュ
ファンタジーは大好きなので、先行上映を見に行きました。面白いです。物語に釘付けになりました。「ナルニア国物語」や「ロード・オブ・ザ・リング」より面白いのではないでしょうか。特撮もすごいし、出てくる乗り物や道具、パラレルワールトにも夢があります。ヒット間違いないでしょう。二コール・キッドマンの敵役もすごくはまっていますが、二コール・キッドマンが「名前からもうスターの様だ」と言った主人公役のダコタ・ブルー・リチャーズもなかなかです。続きが早く見たい。
繰り返して言いますが、この映画はファンタジーです。子供のような純真な心で見てね。
2008.2.16(土) エリザベス ゴールデン・エイジ 監督  シェカール・カプル
出演  ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、クライブ・オーエン
     アビー・コーニッシュ
エリザベス1世がスペインの無敵艦隊を破り、世界史の中心に踊り出るまでを描いた物語。フィリップ2世がイギリスのカトリックを援助し、メアリー・スチュアートを女王に立てようとするが、エリザベスがメアリーを処刑し、このことから戦争になることは世界史でも習っているはずである。こういう歴史ものの映画は、それだけで見応えあるから得だよね。それに前作より分かりやすい気もする。見て損はしないでしょう。
個人的にはエリザベスより、悲劇のスコットランド女王メアリー・スュアートに引かれるが、主役のケイト・ブランシェットがどうも好きになれないせいかも知れない。
バンフには無いのですが、エリザベスの祖父でメアリー・スチュアートの曾祖父にあたるのはヘンリー7世。ランカスター派(紅バラ)に属するチューダー家の人で「ばら戦争」に勝利。王位につきチューダー朝を開きイギリス絶対主義を形成した人。その息子がヘンリー8世で、エリザベスの父。離婚のためにイギリス国教会を作ったトドのような人。
エリザベスの死後、メアリーの息子ジェームズ6世がスチュアート朝を開くのは、1603年のことである。
2008.2.10(日) チーム・バチスタの栄光 監督  中村義洋
出演  竹内結子、阿部寛、吉川晃司、佐野史郎、田口浩正、
     田中直樹、井川遥
第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞の同名小説の映画化。小説の魅力はなんと言っても、連続した術中死が「不運か事故か殺人か」の謎解きと、田口公平と白鳥圭輔のコンビの妙で、いわば笑える医療ミステリー。
映画に完璧を求めるのは無理だが、とっても笑える田口公子と白鳥のやりとりで、まずは合格点でしょう。しかし、この原作でこの配役だからこそ物足りない。田口のキャラクターがイマイチ生きていないのが残念。原作を読んでいない人には少し分かり難いかも知れない。
結婚しようよ 監督  佐々部清
出演  三宅祐司、真野響子、藤澤恵麻、AYAKO、岩城滉一部寛
映画の内容も知らずにタイトルに引かれて見たのだけど、これはいわば吉田拓郎トリビュート・ムービー。学生時代にライブ活動していた割に歌が上手くない三宅祐司と結婚式のシーンはちょっと引くが(真野響子のウェディング姿とはにかんだ笑顔はグー)、音楽が良いので合格点(でもあの「襟裳岬」はないゾ)。映画の出来もそれほど悪くないと思う。例えば、詩織役が蒼井優だったら恐らくこの映画は化けていた。
三宅祐司のセリフ。「拓郎の詞は俺達のバイブルだった。」 まさにその通り!
それにしても若い人達による拓郎の曲の演奏は、なかなか新鮮。DVDが出たら買う。
2007.11.17(土) ボーン・アルティメイタム 監督  ポール・グリーン
出演  マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ
とにかく最初の駅のチェィスシーンから映画に引き込まれた。追われるものと追うものの壮絶な知恵と力と技の比べあいの連続。ラストの水中のシーンでは思わずガッツポーズした。とても面白いが、この映画の最大の欠点は、前二作、少なくとも二作目を見ていないと話の内容が良く分からないことかもしれない。二作目のラストシーンが実はこう繋がっていたんだよなぁ。
2007.9.29(土) HERO 監督  鈴木雅之
出演  木村拓哉、松たか子、大塚寧々、阿部寛
フジテレビのドラマの映画化、型破りな検事・久利生公平の事件簿の映画版である。松様ファンのりゅうとしては見ないわけには行かないのであるが、なかなか楽しませてくれました。それにしても、何のために出てきたのイ・ビョンホン。ドラマのスペシャル版を見ていないと分かりにくいところがあるかも。
2007.8.4(土) トラスフォーマー
最初の一時間は文句のつけようが無いほど面白いです。これは期待以上と思った矢先、家で「ある物」を探し始めたあたりから、少しテンポダウンし、ストーリーがいまいちになったのが少し残念。
でも、これはある意味、驚異の映像。バトルシーンで敵と見方の区別がつき難いのが欠点か。
2007.07.21(土) ハリー・ポッター
不死鳥の騎士団
監督  マイク・ニューウェル
出演  ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
これまでのお子ちゃま向けのファンタジー映画かと思っていましたが、主役達が成長し、演技も少し出来るようになったからでしょうか、大人も充分楽しめる映画になっています。2、3子供向けの?どうでもいいようなカットもありますが、間違いなくこれまでのハリー・ポッターシリーズでは一番の出来、面白さです。ラストのダンブルドアとヴェルデモートの魔術対決も見ものです。この後ストーリーがどうなっていくのかとても楽しみになりました。次回作を首を長くして待つ。
奇しくも今日、ハリー・ポッターシリーズの完結編が発売になっており(外国語版)、原作を先に読んでしまうかもしれません。
2007.06.09(土) プレステージ 監督 クリストファー・ノーラン
出演 ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ペール、マイケル・ケイン、
    スカーレット・ヨハンソン、デヴィット・ポウイ
「300」にしようかどうしようか迷ったが、ポスターのスカーレット・ヨハンソンに誘われてこちらを選んでしまいました。
19世紀末のロンドン。ある事故をきっかけにマジシャンとしての名声を張り合うアンジャー(ヒュー・ジャックマン)とボーデン(クリスチャン・ペール)。アンジャーのマジックのタネを見破ろうと舞台に侵入したボーデンの目の前で、アンジャーが水槽からの脱出に失敗し死亡する。ボーデンは殺人の罪で逮捕され、死刑を宣告される。この真相は。そして「瞬間移動」のトリックとは…。
ライバル奇術師の騙しあい。二転三転するストーリーは面白いのだけど、とにかく分かりにくいの一言。場面の変化についていけないし、最初の部分と最後の謎解きが説明不足で分かりにくい。もう少し上手くすればとても面白い映画になったのに。残念〜ん。でも、スカーレット・ヨハンソンがとても美しいので許す。
それにしても、ボーデンの「瞬間移動」のトリックは途中で分かったので、ドンデン返しが見えたけど、アンジャーの「瞬間移動」が…だったとは全く想像を超えていた。
2007.06.02(土) ザ・シューター
極大射程
監督 アントワーン・フークア
出演 マーク・ウォールバーグ、マイケル・ペーニャ、ダニー・グローバー、ケイト・マーラ
00年度このミス第一位、スティーヴン・ハンター原作「極大射程」の映画化。見させてはくれるが、如何せんあの原作を2時間ではまとめるのだから、「罠」も「敵」の姿も中途半端で、ラストはがっかり。
マーク・ウォールバーグは上手く演じているが、キアヌ・リーブスのボブも見てみたかった。(00年度のこのミスは、「キアヌ・リーブス主演で映画化も決定」と書いていた)
原作を読んだから採点が辛いのかな。
2007.05.26(土) パイレーツ・オブ・カリビアン
ワールド・エンド
監督 ゴア・ヴァービンスキー
出演 ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
   ステラン・スカルスゲート、チョウ・ユンファ
前作を見ないで行ったので、ところどころ意味不明のシーンや台詞があって戸惑うが、ハチャメチャナなストーリーに目が離せなかった。とにかく面白い。が、ラストは好きじゃない。それにしてもキーナ・ナイトレー、グー。
これから行く人への忠告。映画が終わってもすぐに席を立ってはいけない。長い長いエンドロールのその後に、本当のラストシーンが待っているぅ。
2007.05.04(金) スパイダーマン 3 監督 サム・ライミ
出演 トビー・マグワイア
   キルスティン・ダントス
宇宙からきた謎の異生物に寄生され正義と悪の狭間で心揺れるハリー。MJとの恋や親友・ハリーとの関係は。そしてサンドマンとの戦いはどうなるのか。
アクションの連続で相変わらず面白い。が、この映画、もう少しストーリーを重視すればもっと良い映画になったんじゃないかなぁ。惜しい。
2007.04.08(日) アンフェア 監督 小林義則
出演 篠原涼子、椎名桔平、成宮寛貴、濱田マリ、加藤雅也、
    寺島進、江口洋介
自分が狙われた車の爆破事故で娘が入院した警察病院が、テロリストに乗っ取られる。娘を救うため雪平夏見は、病院に忍び込むが、警察内部に内通者がいることが分かる。犯人の目的は、内通者は、そして夏見は娘を救えるのか…。
結局「アンフェア」なのは誰かを探すのがキーになり、結構見所はあるのだが(ただテロの内容はどこかで見たものに良く似ている)、何故かゆるい。テンポとスピード、緊迫感がないのである。残念。
これから見に行く人にアドバイス。館内が明るくなるまで絶対に席を立ってはいけない。
2007.02.10(土) 墨攻 監督 ジェイコブ・チェン
出演 アンディ・ラウ、アン・ソギ、ワン・チーウェン、ファン・ビンビン、
    チェ・シウォン、ウー・チーロン
漫画「墨攻」の映画化。前半はまずまずと思うが、原作はあんなに面白かったのに、やはり実写版は限界が…。墨家の凄さや戦闘の凄さ、戦略の駆け引きが上手く出ていないのである。これだけの俳優を集めながら残念。しかし、自分の保身しか頭に無い王と革離に反目する無能の将軍の姿に今の時代に通ずるものを垣間見た。
2007.01.27(土) 魂萌え! 監督 阪本順治
出演 風吹ジュン、三田佳子、田中哲司、常盤貴子、藤田弓子、
    今陽子、由紀さおり、豊川悦司、寺尾聰
桐野夏生原作の同名小説の映画化。59歳で突然夫に先立たれた平凡な主婦が、夫の愛人の存在を知り、子供達との相続問題に悩ませながらも新しい人生に向かって自立していく物語。
先にドラマ化もされているが、こちらのほうがリアルでかつ面白い。キャストも豪華で的確。最初、風吹ジュンはミスキャストではないかと心配していたが、なかなか好演。原作にないラストではキラキラ輝いていた。
それにしても、三田佳子は上手い。「阿武隈」での対決シーンが出色である。
2006.12.16(土) エラゴン 監督 シュテフェン・ファンマイアー
出演 エド・スペリーアス、ジェレミー・アイアンズ、シエナン・ギロリー    ロバート・カーライル、ジョン・マルコビッチ
ドラゴンライダーに選ばれた若者の成長と帝国との戦いを描くファンタジー。
前半は良いが後半は今一かな。でも、ジョン・マルコビッチが演じるガルバトリックスのドラゴンも凶暴そうだし、続編が楽しみである。
2006.12.9(土) 硫黄島からの手紙 監督 クリント・イーストウッド
出演 渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童、裕木奈江
「父親たちの星条旗」に続く、「硫黄島」二部作の後編。
絶海の孤島・硫黄島で、5日で終わると思われた戦闘を日本からの援軍もなく、36日間戦い続けた日本軍の戦いを描く。「父親−」に比べ大掛かりな戦闘シーンはないが、それだけに戦場のリアルさが伝わってくる。
日本の家族を思い、日本の将来に期待して玉砕した多くの人々。それから61年、この日本はあの人たちが期待した国に、あの人たちの死に値するだけの国になっているのだろうか。
2006.12.03(日) 武士の一分 監督 山田洋次
出演 木村拓哉、檀れい、笹野高史、桃井かおり、小林稔侍、坂東三津五郎
海坂藩三部作の最終作。
貝の毒で失明したお毒見役が、「武士の一分」を守る為に、剣の使い手である番頭と果し合いをする物語。
ラストシーンは思わず泣いた。
木村拓哉は今一だと思うが、脇役陣がみんな芸達者。笹野高史には助演男優賞をあげたい。
自分にとっての「武士のー分」を思わず考えさせられた。
2006.11.18(土) プラダを着た悪魔 監督 デビィット・フランケル
出演 メリル・ストリープ、アン・ハサウエイ、スタンリー・トゥッチ、エミリー・ブラント
服装には無頓着なジャーナリスト志望の女の子が、ファッション雑誌の編集長のアシスタントに採用され、その編集長の要求に四苦八苦しながらも、やがて本当の自分(成功)を見つけ出す成長ストーリー。元気になれるよ。
ファッション音痴のりゅうには、どんなブランドなのか分からないが、なかなかおしゃれな服装てんこもり。見ているだけでも楽しいかも。
2006.10.28(土) 父親たちの星条旗 監督 クリント・イーストウッド
出演 ライアン・フィリップ、ジェシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチ、ジェィミー・ベル
第二次世界大戦での硫黄島。
実にリアルで圧倒的な硫黄島での戦闘シーンと戦費募集のための米国内での軽薄で煌びやかなパーティやショーを対比させながら、戦争とは何か、どんなものなのかを目の前に突きつけるクリント・イーストウッド渾身の一作。
「硫黄島からの手紙」も絶対に見るつもり。
2006.10.21(土) 涙そうそう 監督 土井裕泰
出演 妻夫木聡、長澤まさみ、麻生久美子、塚本高史、森下愛子、小泉今日子
名曲「涙そうそう」をモチーフに、血の繋がらない兄妹の、家族のつながりと兄妹愛を描いた映画。映画評では泣ける映画との事であったが、どうも泣けなかった。妻夫木があまり好きでないせいかも知れない。(好演してるんだけどね)
妻夫木の恋人役を演じた麻生久美子は、最初誰か分からなかった。「有頂天ホテル」の時とは別人に見える。
それにしても最初の登場シーンから、長澤まさみの存在感、魅力は全開である。
りゅうも「私、にぃにぃのこと大〜い好き。愛してるよ。」と長澤まさみに言って貰いたいものである。
2006.10.7(土) ワールド・トレード・センター 監督 オリバー・ストーン
出演 ニコラス・ケイジ、マイケル・ベーニャ、マギー・ギレンホール、マリア・ベロ
あの9.11。ビルに取り残された人々を救おうと、警察官が救出に向かおうとするが、ビルが崩壊し生き埋めになってしまう。彼らは救出されるのか…。警察官の救出劇と家族愛にテーマを絞った9.11である。あの事件の陰で、これだけのドラマがあったなんて。一人でも救おうとする人々の姿に感動した。
しかし苦言を呈すなら、この映画は普通のトンネル事故やビルでの救出劇とどう違うのだろうか。
2749名が死亡。救出された人20.名。改めてご冥福をお祈りしたい。
2006.09.24
(日)
フラガール 監督 李相日(り・さんいる)
出演 松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、岸部一徳、富司純子
題名だけ聞けば、単なるコメディかと思ってしまうが、笑いあり、涙あり、感動ありで、ストーリーも良い。それに、時には何を言っているのかよく分からない方言も良い味出している。
芸達者がそろい、松雪泰子は上手いなぁと思うが、りゅうは蒼井優に圧倒された。画面に写るだけで絵になっているのである。りゅうは「花とアリス」のラストのバレエシーンが今でも忘れられないが、この映画でもその魅力満開である。おそらく今の若手女優では、長沢まさみと双璧の存在感であろう。(誉めすぎかっ?)
それにしても、フラとは良いところに目をつけたものあるが、昭和40年代に東北にハワイを作ろうとした当時の人たちの夢も凄い。倒産寸前の会社、先行きの見えない人生…。今人生のどん底にいるまさにその時、明るい未来を夢見て、それに向かって頑張って行くこと。フラガールはあなたに元気をくれる映画でもある。
2006.09.03
(日)
バイレーツ・オブ・カリビアン
デッドマンズ・チェスト
監督 ゴア・ヴァービンスキー
出演 ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
   ステラン・スカルスゲート  
とってもおもしろいのだれども、ちょっとストーリーについていけない。これで前編かい?そうと知っていたら見に行っただろうか。でもここまで見たら後編?も見るんだろうなきっと。キーナ・ナイトレイ、グー。
2006.08.05
(土)
ゲド戦記 監督 宮崎吾朗
声   岡田准一、手嶌葵、田中裕子、香川照之、風吹ジュン、菅原文太
最後はちょっと謎が残りましたがとても楽しめました。ジブリ作品では一番分かりやすいのではないでしょうか。お薦めです。
2006.07.15
(土)
日本沈没 監督 樋口真嗣
出演 草なぎ剛、柴崎コウ、及川光博、福田麻由子、豊川悦司、石坂浩二
前作との違いはやはりCGの凄さだろうが、怖さは前作のほうが上か。そのせいかどうもリアリティがないのだ。
ラストシーンは泣いたが、作品の出来は芳しくない。ミスキャストとストーリーがあまりにも都合よく出来すぎているようにしか見えないからである。
2006.07.08
(土)
M:i:V 監督 J.J.エイブラムス
出演 トム・クルーズ、フィリブ・シーモア・ホフマン、ローレンス・フィシュバーン、ミシェル・モナハン
オープニングからはらはらさせてくれ、最後もドンデン返しがあるのですが、どうも楽しめない。テレビシリーズはもっと面白かったと思う。先端技術のオンパレードだか、もっと知恵比べ、頭脳合戦が出来ないものであろうか。M:iシリーズはもう映画館では見ないと思う。
2006.06.17
(土)
トリック 劇場版2 監督 堤幸彦
出演 仲間由紀恵、阿部寛、野際陽子、片平なぎさ、生瀬勝久。堀北真希
又笑わせてくれました。
ストーリーはいまいちですが、ギャグ満載のこの映画は楽しまなくっちゃいけません。笑うが勝ちです。
一番笑ったのは1本のロープに二人でぶら下がった時ですが、この二人仲が良いのか悪いのか良く分かりません。が、山田、上田ベアは不滅です。(思わせぶりなラストですが、このシリーズはまだ続くでしょう)
2006.01.21
(土)
THE有頂天ホテル 監督 三谷幸喜
出演 役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾、篠原涼子、戸田恵子、生瀬勝久、麻生久美子、、原田美枝子、唐沢寿明、津川雅彦、伊東四朗、西田敏行
オールスター総出演の三谷コメディ。松様素敵。
2005.12.10
(土)
ハリー・ポッター
炎のゴブレット
監督  マイク・ニューウェル
出演  ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
うぅ〜ん。見るんじゃなかった。原作があるから、映画を作れば良いって物じゃない。それに原作も面白くないんだろうな、きっと、この内容なら(英語版の原作はいつか読むと思うけど)。三大魔法学校の伝統の戦いっていうからものとすごいものかと思ったけど…。いくつか見所はあるが、お金払ってまで映画館に行く映画じゃない。
2005.11.12
(土)
ALWAYS
 三丁目の夕日
監督 山崎貴
出演 吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、小雪、堀北真希
原作が好きで前売り券も残っていたので見に行きました。全く期待していなかったけど面白かったぁ。
テレビはもちろん、ゲームもパソコンもないのに昭和30年代って、みんなあんなに生き生きしていたんだなあ、と再認識。子供も大人も希望や元気にあふれていたんだよね。
鈴木オートにテレビが入った日、近所の人たちが大勢見にきていたけど、りゅうの家でも、夕方になると近所にあった日本通運の人たちが山のようになって大相撲見にきていました。NHKと民放1局、たった2局なのに姉と「ジェスチャー」か「プロレス」かでチャンネル争いしていたものです。
派手さは全くないけど笑いあり涙あり。今年見た日本映画ではおそらくNO.1。大人にも若者にも絶対お勧めです。
2005.10.28
(土)
春の雪 監督 行定勲
出演 妻夫木聡、竹内結子、高岡蒼佑、大楠道代、榎本孝明、若尾文子
ご存知、三島由紀夫の遺作、「豊饒の海」の第一巻「春の雪」の映画化。
豊饒の海は、輪廻転生を軸にした壮大な物語であるが、映画は松枝清顕と綾倉聡子の恋だけを描いている。物語のかぎを握る飯沼も登場しないし、本多の扱いも控えめである。しかし、原作を知らなくとも映画は十分楽しめる。原作を知っていても別れのシーンでは涙した。重厚で華麗な作品に仕上がっている。が、やはり原作の力が大きい。と言うのは言いすぎか。
ただ原作では物語の重要なアイテムで、後のストーリーの伏線になる夢や「夢日記」は中途半端で、余計なものに思えた。「きっとまた会おう。滝の下で」という台詞は不要に思えたが、続編を意識した布石であろうか。
どうも妻夫木聡は好きになれないが、髪を切った時の竹内結子グー。
2005.10.15
(土)
リンダ リンダ リンダ 監督 山下敦弘
出演 ぺ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織、三村恭代、山崎優子
けがやけんかで分裂してしまったバンドの女子高生達が、韓国からの留学生をボーカルに誘って急造グループを作り、学園祭で演奏するまでの4日間を描いた、女子高生バンドストーリー。バンドとしてまとまっていく彼女たちの姿を通して、音楽の持つ力や素晴らしさ、恋や友情や青春のきらめきを、笑いありほろ苦さありとまさにコピー通りの胸キュン青春ストーリーとして描いている。特に、最初は友達もなく無口だった交換留学生のソンが、バンドの練習で仲間と時間を過ごすうち本来の自分の姿を取り戻していく姿が印象的。そのソン役の ぺ・ドゥナは出色だが、出演者は皆魅力的。前田亜季がキュートだよ。
カワイイ女子高生バンドのお話が面白くないわけがない。か?
そして、いわずもがなだけど全編に流れるの「ブルー・ハーツ」の音楽。いいなぁ。
♪人間はみんな弱いけど
  夢は必ずかなうんだ
  瞳の奥に眠りかけた くじけない心
  いまにも目からこぼれそうな
  涙の理由が言えません
  今日も 明日も あさっても 何かを探すでしょう♪  by THE BLUE HEARTS
こういうミニシアター系の映画も上映してくれるファボーレ東宝に感謝です。
それにしても、あのポスター欲しい。
2005.9.4
(日)
容疑者 室井慎次 監督 君塚良一
出演 柳葉敏郎、田中麗奈、哀川翔、八嶋智人、柄本明
「踊る大捜査線」からのスピンアウトシリーズ第二弾。とにかく途中までは最高。本編より良い映画になったんじゃないかと思った。ストーリー展開も良いし、脇役も上手い。けど、けれど、これからが佳境かと思った終盤は一挙に間延びしてペースダウン。そして止めを刺すような意味不明の終わり方。もう少し室井を活躍させてくれよ。「室井さんのような人は警察組織に必要だ」と言う割には、室井さんの良さ・力量が伝わってこないのだ。でも、全編を通して新人弁護士役の田中麗奈光っています。
「神様は一人の人間に一個ずつの勇気を与えた。一度勇気を捨てると二度とは取り返せない。俺もその一人だ。でも、室井さんはその勇気を今も持ち続けている人じゃないかなぁ」(弁護士役の柄本明のセリフ。ほとんど不正確)
2005.8.20
(土)
宇宙戦争 監督 スティーブン・スピルバーグ
出演 トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ティム・ロビンス、ミランダ・オットー
評判があまり良くなかったので期待していなかったのですが、まあまあ楽しめました。
圧倒的な宇宙人の兵器の前に全く無力な地球人。この危機打開についてトム・クルーズがどう関わって来るか楽しみにしていたのですが、最後は実にあっけなくほとんど意味不明に異星人が敗れる。一体トム・クルーズは何をやっていたの?これじゃ評価も低くなる訳です。でも、CGは実に迫力があって見応えたっぷり、しかもドキドキ感があって結構面白いです。
2005.7.10
(日)
スター・ウォーズ 
エピソードV 
シスの復讐
監督 ジョージ・ルーカス
出演 ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、サミエル・L・ジャクソン
28年にわたるスター・ウォーズ・サーガの最終話。
見る前に想像したこと以上のことは何一つ起こらない。が、この作品はこのシリーズの中での最高傑作なのではないだろうか。SFXもすごいが、何よりストーリーが最高に良い。善と悪とのシンプルな対決。愛と正義のために命を賭した戦い…。スリルとテンポも良い。アナキンがダークサイドに落ちる部分をもう少し上手く描けば、この映画は間違いなく化けていた。それでも、この見応えである。すごい。
言ってみればジェダイ=善の敗北で映画は終わるのだか、ラストもなぜかすがすがしい。この先が見えているからだ。
期待を全く裏切らなかった。この夏一押しの映画である。
2005.6.12
(日)
戦国自衛隊 1549 監督 手塚昌明
出演 江口洋介、鈴木京香、北村一輝、綾瀬はるか、中尾明慶、鹿賀丈史 
ご存知、半村良の名作SF「戦国自衛隊」がモチーフ。が前半はちょっと頂けない。ちょっと荒唐無稽すぎるし、ちょっと間延びしてる。それに、圧倒的な火力とスピードで戦国時代で大暴れするのがこの話の面白さなのに、自衛隊側が刀槍弓の相手にやられっぱなしではちょっとつまんない。
しかし、後半から話は一気に佳境へ。ラストシーンではちょっと感動した。やっぱ原作が良いからだろうなぁ。もう一回じっくり見てみたい。
鈴木京香さん最高。愛してるぅ〜。(ちょっと壊れてる)
綾瀬はるかも北村一輝も良い。特に綾瀬はるかの濃姫は、今まで見た濃姫の中では最高なのではないのでしょうか。TV「僕の生きる道」では歌手を夢見るどことなく不思議な少女を演じていたが、いつのまにかブレイクしてたんだね。
2005.5.15日(日) 交渉人 真下正義 監督 本広克行
出演 ユースケ・サンタマリア
   水野美紀
   寺島進
   國村隼
   柳葉敏郎 
「踊る大捜査線」からスビンアウトした、警視庁初のネゴシエーター真下正義が主人公。爆破シーンあり、犯人とのギリギリの駆け引き・知恵比べあり、ハイテクを駆使した犯人追跡あり、そしてお笑いやロマンスありとテンコモリ。それなりに結構面白いがそれまで。
全く緊張感が伝わってこないし、どうもリアリティがない。コメディか?とも思ったが大笑いできるものでもない。しかも肝心の「踊る大捜査線」のテイストもない。登場人物に全く魅力が無いんだよなこれが。ビデオで見れば充分なレベルです。それにこの時期に列車事故を想像させるものはなぁ…。
今から行く人にアドバイス。映画が終わっても最後まで絶対に席を立たないように。ここがほんとうのラストシーンです。
これから「ミリオンダラー・ベイビー」「戦国自衛隊1549」「宇宙戦争」「スター・ウォーズ」と見たい映画目白押し。でも仕事忙しいんでどこまで見に行けるかなぁ。
2005.3.6日(日) ローレライ 監督  樋口真嗣
出演  役所広司
    妻夫木聡
    柳葉敏郎
    香椎由宇
    石黒賢
    堤真一
原作はあの「終戦のローレライ」。あのストーリーをあの感動を描けるわけないと思っていたけど、これが実に面白かった。ちょっと感動してウルウルもしました。コンピューターで作った潜水艦の登場にちょっとしらけ、ありきたりの場面も有りますが合格です。
潜水艦ものにハズレは無いと言いますが、狭い空間の中での緊迫感と人間ドラマになるので見応えがあります。役所広司はうまい。柳葉敏郎も良い味出しています。それに「69」では全然魅力無かった妻夫木聡もまずまずです。それからヒロインの香椎由宇。よくもまあこんな女優さん見つけてきたものです。パウラ役にぴったり。もう少しうまくなればブレイク間違いないでしょう。
ただ注文は2つ。ラストはもう少し考えてくれよ。原作が生きていないじやないか。それに「ローレライは、あなたが望む終戦のためには歌わない」という絹見艦長のセリフを是非とも入れて欲しかった。
2005.2.13日(日) ボーン・スプレマシー 監督 ポール・グリーングラス
出演 マット・デイモン
   フランカ・ポテンテ
   カール・アーバン
   ブライアン・コックス
   ジュリア・スタイルズ
いやー。面白かった。二作目は大抵コケるんだけどこれは前作より面白いんじゃ無いんでしょうか。
インドに暮らしながら今だに過去の悪夢に悩まされるボーン。突然、暗殺者に襲われ恋人が殺される。そして知らない間に殺人事件の犯人に仕立て上げられている。CIAに追われながら、ボーンは真相にたどり着けるのか…。
とにかくクールで、追うものと追われるものの駆け引きとチェィスの連続。しかもリアルで息つく暇も無い。
自分の能力や第六感を最大限に生かし、CIAの網をギリギリのところでかわしながら真相に迫る孤高のエージェントを演じるマット・デイモンも実にいい。ラストはもう少し工夫して欲しかったけど、それはちょっと欲張りか。
あまり続編というの好きじゃないのだけど、次回作を楽しみに待っています。でも、その前に前作を見直して、もう一回見に行きたいです。
2005年
1月16
日(日)
ハウルの動く城 監督     宮崎 駿
声の出演  倍賞千恵子
       木村拓也
       美輪明宏
       我修院達也
       神木隆之介
       加藤治子
評判があまりよくないので期待せずに行ったのですが、それが良かったのか楽しめました。
主人公のソフィーはもちろんですが、マルクルとカルシファーそしてヒンも最高です。町も乗り物もすべてまさに宮崎ワールド。充分堪能できました。ハッピーな気持ちになるラストシーンも良かったです。自分的には「もののけ姫」より上ですね。
でも、ちょっと意味不明なシーン、わかんないシーン多いぞ。残念〜。
いくつか疑問点があるので分からないシーンについてはDVDの発売を待とう。
2004年
12月18
日(土)
エイリアンVS.プレデター 監督 ポール・W・S・アンダーソン
出演 サナ・レイサン
   ラウル・ボヴァ
   ユエン・ブレムナー
   ランス・ヘンリクセン 
「ハウルの動く城」のはずが、これに変わってしまった。結構お客さんが来ていたんでびっくり。
新文明を発見したのでは、と喜び勇んで南極の氷の下に入り込む探検隊。エイリアンとプレデターが待ち受けるこのピラミッドから彼らは果たして生還できるのか…。
手の混みすぎた建物内部、意味不明のエイリアンの初登場シーンとストーリーが破綻し次回作を匂わせるラストは頂けない。が、この都合の良いストーリーでも充分楽しませてくれる。あまりに強く不気味なエイリアンはすごい。エイリアンVS.プレデターと言いながらもこれは「エイリアン5」ですね。
2004年
11月7
日(日)
隠し剣 鬼の爪 監督  山田洋次
出演 永瀬正敏
    松たか子
    吉岡秀隆
    小澤征悦
    田畑智子
    高島礼子
    緒形拳
下級武士と女中の恋を軸に、北国でつつましく生きる侍達の日常と、幕末という時代の変化、藩内の騒動を描いた映画。
永瀬正敏と松様が大変良いし、脇役も役者揃い。それに高嶋礼子さんがとても綺麗。前作の「たそがれ清兵衛」と比べるとちょっとスケールダウンした印象はあるが、こちらの作品の方が好きである。
タイトルの謎解きもあって、ラストシーンも最高。最後はホロッときました。
2004年
10月10
日(日)
ツイステッド 監督 フィリップ・カウフマン
出演 アシュレイ・ジャド
   サミュエル・L・ジャクソン
   アンディ・ガルシア 
近所のコンビニに張ってあったポスターが気になって見に行きました。
「コレクター」に出ていたアシュレイ・ジャドも、野心的だけど危うい刑事を好演していましたが、途中で犯人が見えてきて、動機は…かなって思ったら案の定…。
とてもどんでん返しには思えなかったが、サスペンスとしては合格でしょう。
2004年
9月19
日(日)
バイオハザード2
アポカリプス
監督 アレクサンダー・ウィット
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ
   シエンナ・ギロリー
   オデッド・フェール
   トーマス・クレッチマン 
ホラーは好きじゃないんだけど、恐いもの観たさって言うんでしょうか、つい観てしまいました。館内は女性の方が多いんでビックリ。
恐かった−。半分以上目逸らしたんじゃないでしょうか。しかもアクションありバイオレンスありのてんこもり。
それにしてもこの最後は…。結局こういう計画でアンブレラ社は最強の最終生物兵器を手に入れたのか?前作ももう一回見てみよう。次回作が楽しみ〜??
ちなみに原題は、Resident Evil : Apocalypseである。
2004年
9月12
日(日)
スウィングガールズ 監督  矢口史靖
出演 上野樹里
    平岡祐太
    貫地谷しほり
    本仮屋ユイカ
    豊島由佳梨
    竹中直人
屈託のない山形の田舎の女子高生達が、ジャズに魅了されて行く姿を描いた青春ストーリー。いぐね?
音楽ってやっぱり素晴らしい。「故郷の空」がジャズに変身するシーンでは鳥肌が立った。「A列車で行こう」「シング・シング・シング」「イン・ザ・ムード」。おなじみのナンバーが心ウキウキさせてくれる。しかもこれが吹替え無しというからオドロキ。きっとあなたも映画にあわせてリズムを取っちゃうんじゃないでしょうか。
楽しくって可笑しくってしかも胸にジーンと来る映画。
人生を「スウィング」したくなった。ジャズやるべ。
2004年
9月4
日(土)
スイミング・プール 監督 フランソワ・オゾン
出演 シャーロット・ランプリング
   リュディヴィーヌ・サニエ
   
スランプに陥ったミステリー作家・サラは、出版社の社長の勧めでフランスにある彼の別荘に出かける。プール付きの別荘で仕事が順調に進み始めた頃、社長の娘・ジュリーが現れる。若くてしかも美しく奔放なジュリーにサラの生活や仕事は狂い始める…。
ミステリーなんだろうけど、物語の展開とサラの書いている小説の関係が全くわからなくて、ここまで意味深にストーリー作る必要あるの?と突っ込んでしまった。ラストもよく分からなくてお手上げでした。
ストーリーはいまいちだったけど、美しい日差しの中で光り輝く若鮎のようなリュディヴィーヌ・サニエの美しい肢体と若さにはただただ目まんまんる。
R-15なので注意してね。
2004年
7月24
日(土)
スパイダーマン 2 監督 サム・ライミ
出演 トビー・マグワイア
   キルスティン・ダントス
   アルフレッド・モリーナ
   ジェームズ・フランコ
ちょっとゆるいところあるけど、アクションは堪能させてくれます。ビル街を飛び回るシーンは何度見ても爽快。
それにしても、Dr.オクのアームはまるで意思を持っているようでちょっと恐い。
ここまで素顔さらして活躍するからこれが最後かと思いきや、3を意識しすぎたと思われるエンディングは、尻切れで後味がちょっと良くない。
2004年
7月18
日(日)
69 sixty nine 監督 李 相日
出演  妻夫木 聡
    安藤 政信
    水川あさみ
    太田莉菜
    岸部一徳
    柴田恭平    
原作は村上龍。傑作青春小説で、りゅうお勧めの一冊である。が、映画はいまいちだった。
脇役も最高。短いけど非常に上手い岸部一徳、とっても笑わせてくれる嶋田久作、渋い柴田恭平。そして高校の仲間達もとっても役者揃い。ちょっと下ネタが多いけど、小出しのネタはとっても笑わせてくれる。
原作も良い、脇役の役者も良いのに、この映画が面白くないのは、ストーリーがばらばらなのと主役の人たちに全く魅力がないことである。
2004年
6月13
日(日)
デイ・アフター・トゥモロー 監督 ローランド・エメリッヒ
出演  デニス・クエイド
    ジェイク・ギレンホール
    エミー・ロッサム
    イアン・ホルム
    セラ・ウォード
地球温暖化によって南極の氷が急激に解け始めたら起こるだろ異常気象と人類の危機を描いたSF映画。
ストーリーはちょっと陳腐。でも迫力あるCGは随分見応えありました。
人間があまりにも無力で、神頼み過ぎる。それにラストもなぜか唐突?説明ないんでちょっと納得できないなぁ。
でも、サムとローラの恋にはちょっ目が離せなかったよ。
2004年
5月22
日(土)
世界の中心で、愛をさけぶ 監督 行定勲
出演  大沢たかお
    柴崎コウ
    長澤まさみ
    森田未来
    
原作は読んでいないので知らないが、この映画の最大の魅力、最大の見所は高校時代と、広瀬亜紀を演じた長澤まさみ。若さ、明るさ、伸びやかさ。そして悲劇に終わる淡く切ない恋。まさに青春そのものである。大沢たかおと柴崎コウの部分はなかったことにして下さい。青春時代のきらめきや切なさ、いや長澤まさみがきらめく映画。それが「世界の中心で、愛をさけぶ」である。
広瀬亜紀のセリフ。「どうしてかなぁ。眠れないの。明日が来るのが恐くて眠れないの…。あなたと過ごした永遠の何分の一かの時間が私の生涯の宝物です…。あなたが大人になって、結婚して、仕事をして、未来を生きつづけることを想像しながら今夜は眠ります」(号泣)。
なお、長澤まさみの出演作には「クロスファイア」「黄泉がえり」「ロボコン」「修羅のごとく」などがあります。
2004年
5月1
日(土)
パッション 監督 メル・ギブソン
出演 ジム・カヴィーゼル
   モニカ・ベルッチ
   マヤ・モンゲンステルン
   ホリスト・ナーモヴ・ショポヴ
 
キリストの最後の12時間と復活を描いたメル・ギブソン初監督作品。アメリカではショック死した人が2人いるそうである。
見たり聞いたりしておぼろげには知っているが、ここまで克明に描いたものは初めてかもしれない。キリスト教徒ではないので細かい点で分からないことがあったし、ショック死には至らなかったが、厳粛で考えさせられるものがある。
「敵を愛し、迫害する者のために祈れ」とはキリストの言葉だが、2000年たった今もその実行は難しい。
2004年
4月24
日(土)
コールドマウンテン 監督 アンソニー・ミンゲラ
出演 ジュード・ロウ
   ニコール・キッドマン
   レニー・ゼルウィガー
   ドナルド・サザーランド
   ナタリー・ポートマン
南北戦争時のアメリカ。牧師の娘と恋する青年(脱走兵)を通して、戦争での普通の人々の苦しみや悲しみ、戦火の異常さ。そして、そんな状況の中でも揺るがぬ愛の美しさや変えてはいけない人間の情愛を、壮大な自然の中で描いた作品。ラストも良い。
見応えのあるたいへん良い映画。見ても損がないけど、ちょっと盛り上がりに欠けている。ニコール・キッドマンもあまり魅力がない。とてもラブストーリーに見えなかった。力強い反戦映画と見た。
ジュード・ロウがなかなか良いし、レニー・ゼルウィガーは彼女の登場で映画の色合いが変わる。助演女優賞取っただけのことはあ.る。でも、短いシーンだったけどナタリー・ポートマンの方が断然良かった。
確認したいシーンがあるので、ビデオ化を待つ。
2004年
3月13
日(土)
花とアリス 監督 岩井俊二
出演  鈴木杏
    蒼井優
    郭智博
    相田翔子
    大沢たかお
    広末涼子
ここに書くのはちょっと恥ずかしい。ペイ・チェックかロード・オブ・ザ・リング吹替版にするか10分悩んで、女性ばかりのこのスクリーンに突入してしまいましたぁ。
嘘をついてまで先輩の恋人になろうとした女子高生の恋を中心に、彼女と彼女の親友、先輩を通して多感な女子高生達の日常を描いた映画。かな?
しかも、この嘘がどうも引っ掛って映画の選択間違ったかなと思ったけど、それを除けば本当によく出来た映画。全く無駄がない。
スカウトされながら、いくつものオーデションでほとんど自分を表現できなかった親友・アリスが、最後のオーディションでバレエ踊り切るシーンではめちゃ感動した。彼女は自分自身を見事に表現しきったのだった。これで花が落語で皆を笑わせてくれたら云う事なしだったんだけどなあ。最後はとっても爽やかな気分になりました。
欠点は「嘘」がちょっとリアリティないのと、恋する先輩に全然魅力がないこと。そしてちょっと乙女チックなこと。これに目をつぶれば充分満足できる映画でした。
2004年
2月21
日(土)
ロード・オブ・ザ・リング
王の帰還
監督 ピーター・ジャンクソン
出演 イライジャ・ウット゜
   イアン・マッケラン
   リブ・タイラー
   ヴィゴ・モーテセン
   ケイト・ブランシェット
   ミランダ・オットー
ロード・オブ・ザ・リング三部作ついに完結。壮大なスケール。あのスター・ウォーズを凌駕する迫力あるCG。パワーある群闘。あの原作をよくここまで作り上げたものです。
しかし、しかし、ここまで長くする必要あったんでしょうか。随分間延びして見えた。前作と同じような戦闘シーンも少しインパクトなかった。前作の方がもっと力強かった。もう少し絞り込めると思うんだけど。感動も感激も気持ちよさもワクワク感もなかったなぁ。いまいち〜。
でも、並みの作品だったらここまで悪口書かなかったなきっと。
2004年
1月31
日(土)
ドラッグストア・ガール
監督 本木克英
出演 田中麗奈
    柄本明
    三宅裕司
    伊武雅刀
   六平直政
   徳井優  
全国に先駆けて今日、富山で劇場公開。そして、見てきました田中麗奈の舞台挨拶。黄色のシャツにチェックのスカート、そして手には赤の「クロス」を持って登場。やっぱりとっても綺麗で可愛いや。全然輝きが違います。でも、映画の舞台挨拶で「撮影はご遠慮願います」は初めてだなぁ。ちょっと固すぎ。コメデイなんだから笑ってもっとサービスしてくれいっ〜!!
さて映画は、冴えない中年の商店主仲間が、カワイイ女子大生と「お友達になりた〜い」、「デートした〜い」と、ラクロスを始めちゃうコメディ。これがとっても面白いっ。
もちろん主人公のカワイイ女子大生役が、田中麗奈ちゃん。「がんばっていきまっしょい」で女子ボート部を作っちゃうビュアな女子高生を、「はつ恋」で病気の母親に初恋の男性を会わせようと奮闘する女子高生を好演し、いま日本で一番魅力と実力のある若手女優(りゅう評)。コメディも好演。全編に彼女の魅力が満開です。
また、中年不良役の4人がメチャメチャ笑わせてくれちゃう。特に柄本明。上手い。ただ、欠点はラクロスの試合が全然お粗末なこと。ここで気持ちが一時的にしぼんじゃうかもしれないけど、絶対あなたはお腹を抱えて笑っちゃって、「ドラガ」のファンになっちゃう筈。
今日、田中麗奈主演の「好き」「東京マリーゴールド」を借りてきてしまった。りゅうは絶対はまったみたい。もう一回見に行きた〜い。
2004年
1月24
日(土)
ミスティック・リバー 監督 クリント・イーストウッド
出演 ショー・ペン
   ティム・ロビンス
   ケビン・ベーコン
   ローレンス・フィッシュバーン
   マーシャ・ゲイ・ハーデン
   ローラ・リニー 
「ドラッグストア・ガール」の舞台挨拶に田中麗奈が富山に来るっていうんで、この大雪の中わざわざ前売券を買いに出かけました(無謀)。そのついでに「シービスケット」にしようかさんざん迷った挙句、おすぎ絶賛のこの映画を観ました。
原作が良いんでしょうか、ストーリーに無駄がない。かって誘拐事件に巻き込まれた三人の幼馴染みが、殺人事件をきっかけ再会する。捜査の進展とともに三人のその後の人生が浮かび上がる。派手なアクションはないけど、真相探しに映画から目が離せない。役者揃いの良い映画だけど、感動とか涙とかは全然なかったなぁ。
特にティム・ロビンスは心に傷を持つ役を好演。「ショーシャンクの空に」のイメージから遠く、最初誰か分からなかった。ゴールデン・グローブ賞助演男優賞は決まりか。
2004年
1月17
日(土)
タイムライン 監督 リチャード・ドナー
出演 ポール・ウォーカー
   フランシス・オコナー
   ジェラルド・バトラー
   ビリー・コノリー
   アンナ・フリエル 
マイケル・クライトン原作のSFファンタジー。14世紀のフランスの修道院遺跡から、発掘チームのリーダー、ジョンストン教授の「Help Me」のメッセージが発掘される。教授を救出するため14世紀・百年戦争の真っ只中へ…。
タイムトラベルを無視すれば、映像もリアルでストーリーも面白い。娯楽と割り切って楽しみました。
ところでこのドルドーニュの戦闘って本当にあったんでしょうか?ちょっと気になる。
2003年
12月20
日(土)
THE LAST SAMURAI
ラストサムライ
監督 エドワード・ズウィック
出演 トム・クルーズ
   渡辺謙
   真田広之
   小雪
   中村七之助
   福本清三
   小山田シン 
米ゴールデン・グローブ賞ノミネートに誘われて見に行きました。
最初、とても日本と思えない風景に、随分薄っぺらな三流映画に思えた。これは賞どころじゃないなと思っていたが、アクションも映像もまずまずで、次第に物語りに引き込まれてしまった。
己を懸けて最後の戦いに挑む、馬上のトム・クルーズと渡辺謙はめちゃめちゃ格好よかった。そして、最後は号泣、号泣…。映画館でこんなに泣いたのはいつ以来でしょうか。
最後まで戦い切ったトム・クルーズに渡辺謙が言う台詞、「お前は名誉を取り戻した」。この映画は「侍」、いや「生きる」ということをもう一度考えさせてくれる映画。渡辺謙も良いが、真田広之も小雪も良い。アカデミー賞の「作品賞」にもノミネートさせてあげたい。
見逃すと損をする。感動を味わうには、ぜひ映画館の大型スクリーンでご堪能下さい。必見です。
あなたは今も、誇りを持って生きていますか。
2003年
11月8
日(土)
マトリックス
レボリューションズ
監督 ラリー&アンディー・ウォシャウスキー
出演 キアヌ・リーブス
   キャリー=アン・モス
   ローレンス・フィツシュバーン
良くぞこんな映画作ってくれました。
単独の作品というより、レボリューションズの第二部ってところでしょうか。充分楽しめました。
でもこの映画シリーズは、ストーリーと映画史を変えたアクションもさることながら、ひ弱な主人公がコンピューター世界の力とスピードを超えて行く、ドラゴン・ボール的超人化が大きな魅力だったのに、あのスミスとのラストはないぜいっ。それに、理屈こねすぎだから台詞が分からない分からない。もっとスッキリできなかったのかな。でも、りゅうはもう一回は絶対見に行く。
これから行かれる方は、リローデッドを必ず見てから行かれることをお勧めします。
2003年
10月5
日(日)
陰陽師U 監督 滝田洋二郎
出演 野村萬斎
    伊藤英明
    深田恭子 
    中井貴一
   今井絵里子 
最強の陰陽師・安部清明のアドベンチャー・シリーズ第二弾。
ストーリー展開もまずまず良いし、野村萬斎も良いが、日美子演じる深田恭子の凛々しさが大変良い。胸を露にして(少々表現オーバー)の熱演は、彼女の代表作を予感させるものです。(フカキョンファンは絶対見逃すなァ)それに比べて博雅の役どころはなにか中途半端。
基本的にこういう冒険活劇的な映画は大好きなのだけど、やはりラストが大事。この映画も案の定、肝心なラストの部分でひどく冷めてしまった。神の領域に入るのなら、もっとシンプルで劇的なものにできないかなぁ。
2003年
9月20
日(土)
トゥームレイダー2 監督 ヤン・デ・ボン
出演 アンジェリーナ・ジョリー
   ジェラルド・バトラー
   ノア・テイラー
   シアラン・ハインズ
女性版インディ・ジョーンズとも言うべき、トレジャーハンターのララ・クロフトの冒険談・第2話。
まさに全世界を巡る冒険活劇。派手なアクションあり、スリルあり、ハイテクあり、ラブ・ストーリーありで見所満載。しかも監督はヤン・デ・ボン。でも如何せん。肝心なストーリーが物足りなくて眠かった。
皇太子ご夫妻もご覧になったとか。Her Highness  the Crown Princessもさぞかし退屈されたことでしょう。第2作を作る時は、もっと良いものを作って欲しい。
2003年
9月14
日(日)
座頭市 監督 北野武
出演 ビートたけし
   浅野忠信
   大楠道代 
   夏川結衣
   大家由祐子
姉と甥っこにせがまれて見に行きました。たけし映画は、「あの夏、いちばん静かな海。」「キッズ・リターン」に次いで三本目。ベネチア国際映画祭での監督賞受賞作。
座頭市というより、鬼平犯科帳のテイストに水戸黄門を足したような感じ。全く異質で訳わかんないタップダンスは全く頂けないが、こてこての時代劇のストーリーに、リアルな殺陣もお涙頂戴も笑いもあって映画としては結構楽しめました。この映画の最大の欠点は、夏川結衣さんの出番が極端に少ないことでしょう。
それにしても浅野忠信、「青春デンデケデケ」の白井君とはどうしても想像できないなぁ。
2003年
8月23
日(土)
英雄
HERO
監督 チャン・イーモウ
出演 ジェット・リー
   トニー・レオン
   マギー・チャン
   チャン・ツィイー
紀元前、戦国時代が続く中国・秦の話。三人の刺客を討ち取った無名は、秦王の拝謁を許される。請われるまま刺客を討ち取った経緯を語り始める。その物語は…。
思ったほど面白くありませんでした。始皇帝暗殺の物語で、題材が良いんだからもっと面白い話にできそうな気がします。それにしてもなんで「英雄」というタイトルなの?
人の命が虫けらほどもなかった戦国時代。人々は命を懸けて自分を理想を追い求めたのだった。二百年にわたる戦国時代にピリオドをうち、始皇帝が中国を統一するのは、紀元前221年である。
2003年
8月13
日(水)
バイレーツ・オブ・カリビアン 監督 ゴア・ヴァービンスキー
出演 ジョニー・デップ
   オーランド・ブルーム
   キーラ・ナイトレイ
   ジェフリー・ラッシュ
  
提督の娘・エリザベスは、子供の頃ウィルという少年から金のメダルを手に入れる。成人した彼女は、新しい提督の就任式の日海に落ちジャックに救われる。その夜、ブラックパール号のキャプテン・バルボッサに町が襲撃され、エリザベスはさらわれてしまう。果たしてウィルは、ジャックの助けをうけて、愛しのエリザベスを救えるのか…。
期待しないでいったんだけど、結構楽しめました。ウィル役は、ロード・オブ・ザ・リングのオーランド・ブルーム。ジョニー・デップはちょっときもいがはまり役。どうもこういう役が多い。キーナ・ナイトレイがグーです。
2003年
7月19
日(土)
踊る大捜査線
THE MOVIE 2
レインボーブリッジを封鎖せよ!
監督 本広克行
出演 織田裕二
   柳葉敏郎
   深津絵里
   水野美紀
   いかりや長介  
やっぱり待ちきれずに初日に行ってしまいました。土曜の午後せいか、かなり並んでいましたが何とか座れました。最初からおかしくっておかしくって、一人でゲラゲラ笑ってしまいました。(館内の人ごめんなさい)とにかく役者揃い。これからどうなるのだろう。とワクワク。
小さな事件が続き、そして殺人事件、本庁のお出まし。まるで絵に描いたような敵役・女性キャリアの登場、犯人に翻弄され進まない捜査、本庁と所轄の確執。特に「事件は会議室で起きてるの」と言ってはばからない理不尽な女性本部長の言挙に、思わず歯ぎしり。「誰かこいつをなんとかしてくれー」…。
でも、熱くなったのもここまで、ディテールに懲りすぎたのか、肝心のストーリーが…。つじつま合わせのようなエンディングに気分も尻すぼみ。1と比較されると弱い。でも、もう一回見て見たい気もします。
と、低めに評価しちゃうのは、犯人が「リュウ」と名乗っていたからかなぁ…。
2003年
7月12
日(土)
ターミネーター3 監督 ジョナサン・モストウ
出演 アーノルド・シュワルツエネッガー    ニック・スタール
    クレア・デーンズ
    クリスタナ・ローケン 
ジョン・コナー抹殺のため、又も送り込まれた最強のターミネーター・T-X。ジョン・コナーを守るため送り込まれるT-850。果たしてジョン・コナーは生き延びるのか。スカイネットは止められるのか。審判の日は来るのか…。
途中はただ破壊の連続。ここまでやる必要あるんでしょうか。でも、このストーリーってT2と同じじゃないっ?…。でも、最後の最後。本当にシンプルだけど、想像したのとは全く別のラストシーン。強烈な肩透かしだけど、りゅうにはまさに、驚愕のラストシーン!!!
見に行った甲斐がありました。そうだよなあ、こうならないとシリーズのストーリーがつながらないし、前作と同じだもの。でも、このラストなら前半部分はストーリーが破綻しているぅ。
それにしても、クレア・デーンズは最初誰か分からなかった。「若草物語」、「キルトに綴る愛」、「Uターン」、「レインメーカー」、そして「ロミオ&ジュリエット」…。思い出して頂けたでしょうか。
2003年
7月5日(土)
ミニミニ大作戦 監督 F・ゲイリー・グレー
出演 マーク・ウォールバーグ
   シャーリーズ・セロン
   エドワード・ノートン
奪った金塊を取られてしまった窃盗のプロ・チャーリーは、仲間達とともに金塊を奪い返そうとする。最新の金庫に入った金塊をどう奪い、どう逃げるのか。彼の立てた計画とは…。
これって絶対タイトルで損している。タイトルは悪いが、二転三転するストーリーも良いし、カー・アクションも見ごたえあり、ハラハラさせてくれます。
シャーリーズ・セロン最高です。
2003年
6月29日(日)
スパイ・ゾルゲ 監督 篠田正浩
出演 イアン・グレン
   本木雅弘
   椎名桔平
   上川達也
   小雪
   夏川結衣   
第二次大戦期、世間を震撼させたゾルゲの目を通して昭和を描こうとした映画でしょうか。登場人物の心の動きにはあまり関心がなく、史実とその時代を描きたかったようです。実に盛りだくさんの内容を詰め込んだ、日本版「アラビアのロレンス」。
時代も題材も良い。昭和史の勉強にはなるけど、物足りない。
2003年
5月31日(土)
マトリックス リローデッド 監督 ラリー&アンディー・ウォシャウスキー
出演 キアヌ・リーブス
   キャリー=アン・モス
   ローレンス・フィツシュバーン
公開が待ちきれず、先行上映にいきました。
前作同様、冒頭の華麗なトリニティーの登場から、しびれっぱなし。すごいのひとこと。そしてさらに複雑化し、深まる謎。
完結篇が待ちきれないっ!ますますパワーアップしたネオ、トリニティーの活躍にご期待下さい。
最後にこれから見る方へのアドバイス。見逃すな、聞き逃すな。そして、最後まで絶対に席を立つな。長い長いエンドロールの後に、…が待っているぅ。
第二部だけに評価は分かれるだろうが、りゅうは公開日も絶対見に行くぅ!!
2003年
4月27日(日)
名探偵コナン
迷宮の十字路
原作 青山剛昌
監督 こだま兼司
甥にせがまれて見に行きました。
一応全ての謎に答えが出されてるようでした。
あっという間に事件を解決しちゃうコナンはすごい?
2003年
3月2日(日)
ロード・オブ・ザ・リング
二つの塔
監督 ピーター・ジャンクソン
出演 イライジャ・ウット゜
   イアン・マッケラン
   リブ・タイラー
   ヴィゴ・モーテセン
   ケイト・ブランシェット
   ミランダ・オットー
いやー。ほんと面白かった。
ファンタジーだけど、途中から感動のしっぱなしだった。
特にあの群闘は必見です。圧倒されました。
善と悪。の壮大な戦い。いつでも人は正義のために、愛するもののために命がけで闘うんだね。
でも、この映画のストーリーは、本当に分かりにくい、分かりにくい。第一部を見ていなくても映画は見られるけれど、出来れば第一部を見てから行った方が良い。
ビデオでなく、是非スクリーンでお楽しみください。
出来ればもう一回見に行きたい。
2003年
2月8日(土)
ボーン・アイデンティティー 監督 ダグ・リーマン
出演 マット・デイモン
   フランカ・ポテンテ
   クリス・クーパー
   クライブ・オーウェン
マルセイユ沖。海上に流されていた一人の男が、漁船に救出される。だが彼は記憶を失っていた。たった一つの手掛かりは一つの銀行口座。彼は誰なのか?記憶を取り戻すことが出来るのか…。
「ロング・キス・グッドナイト」の男性版?
でも、出来が違う。とっても面白い。最初から息をつく暇もなかった。特にパリ市街のミニ・クーパーでのカーチェイスは圧巻。ストーリーも良い。マット・デイモンも役にぴったり。「ラン・ローラ・ラン」のフランカ・ポテンテも大変良いよ。
2003年
2月2日(日)
満月 監督 大森一樹
出演 原田知世
   時任三郎
   加藤治子
   石黒賢
原作は原田康子。
江戸時代の武士が平成の現代にタイム・スリップするお話。この映画、昔、昔、映画館で見たし、ビデオでも見たはず。でも、面白かった〜。
プリンセス・プリンセスの主題歌「ミスター・ムーンライト」が今も耳にガンガン残っています。
2003年
1月19日(日)
黄泉がえり 監督 塩田明彦
出演 草g剛
   竹内結子
   石田ゆり子
   田中邦衛
九州の阿蘇地方で、死者が生き返る「黄泉がえり」が起こる。厚生労働省の川田平太は、自分の故郷で起こった奇妙な現象の調査にやってくる。帰郷した夜に平太は、学生の頃から思いを寄せている葵のアパートにやってくる。葵は結婚直前に、婚約者で平太の親友・俊介を事故で亡くしていた。次々起こる黄泉がえり…。
生きているってなんて素晴らしいんだろう。愛するってなんて切ないんでしょうか。ラストの遠回りを工夫すれば、もっと切ないラブストーリーになったと思うんだけど。
あなたは誰を黄泉がえらせたい?
2003年
1月11日(土)
T.R.Y 監督 大森一樹
出演 織田裕二
   黒木瞳
   渡辺謙
   
20世紀初頭の上海。暗殺集団赤眉から命を狙われることになった三流のペテン師・伊沢修は、命を守ることと引き換えに、清朝打倒を目指す中国黎明会に革命のための大量の武器を日本軍から騙し取ることを持ちかけられる…。上海と日本を舞台に知恵比べが始まります。
思ったより面白くて、充分見られたけど、ちょっと緊迫感とスピードがいまいちかな。ビデオでも充分だったかも。
2002年
12月22日(日)
たそがれ清兵衛 監督 山田洋次
出演 真田広之
   宮沢りえ
   小林稔持
   吹越満
   大杉連
幕末の山形・海坂藩。五十石の下級武士・井口清兵衛は妻を亡くし、娘二人と呆けた老母を養うため、身なりも気にせず毎日定刻に帰っていたことから、「たそがれ清兵衛」と呼ばれていた…。
幕末の下級武士の生活をリアルに描いています。真田広之の殺陣が決まっているし、小林稔持もいい味出しています。娘二人もグーです。
2002年
12月15日(日)
マイノリティ・リポート 監督 スティーブン・スピルバーグ
出演 トム・クルーズ
   コリン・フィレル
   サマンサ・モートン
   マックス・フォン・シドー
   キャサリン・モリス
予知能力者の力により殺人事件を予期できるようになった、近未来。犯罪予防局の主任・ジョン・アンダートンは、自分が殺人を犯すことを予知され、逃亡の身に…。
彼は逃げきれるのか。本当に殺人を犯すのか。それは何故なのか。
いわくありげに登場した割にはあっさり消えてしまう司法省の捜査官にはがっかりしましたが、充分楽しませてくれました。
「お前には黙秘権がある」と逮捕のときの常套句を言ったときは、これで終わるのか。と思ったのですが…。
2002年
11月9日(土)
トリック
−劇場版-
監督 堤 幸彦
出演 仲間由起恵
   阿部 寛
   生瀬勝久
   伊武雅刀
   野際陽子
まだテレビ版も全然見ていないのに見てしまいました。
役者も個性派が揃い、ゲラゲラ笑って面白かった。ストーリーが浅すぎるうえ、リアリティがないけどそれも魅力か。映画館の中だけの一時の「トリック」だけど、損はしない作品でしょう。山田、上田のコンビは最高です。
2002年
10月19日(土)
OUT 監督 平山秀幸
出演 原田美枝子
   室井滋
   西田尚美
   倍賞美津子
   香川照之
   間寛平
桐野夏生原作のミステリー。舞台化、TV化に続いての映画化。家庭崩壊、老人介護、カード破産、家庭内暴力。鬱積された憤懣と不安を抱えた4人の普通の主婦・女性達が、犯罪を犯し、犯罪にかかわることをきっかけにそれぞれの脱出口に、見事にOUTしてゆく小気味良い作品。ラストシーンは、「卒業」のような爽快な感じで、鳥肌が立ちました。
原田美枝子の雅子はとても魅力があって、まさに「イケてる」。原田さんのファンになっちゃいそうだよ。また室井滋が本当に本当に良い味出しています。
2002年
10月13日(日)
ロード・トウ・パーディション 監督 サム・メンデス
出演 トム・ハンクス
   ポール・ニューマン
   ジュード・ロウ
   ダニエル・クレイグ
重厚なアメリカ映画。映像も綺麗なんだけど、期待しすぎたせいか、それだけ…。
これははっきり言ってミスキャスト。どう見てもトム・ハンクスは腕利きのギャングじゃない。それにディテールは良いんだけど肝心のストーリーがちょっと物足りないし、分かりにくい。意味不明な銀行強盗やトム・ハンクスを殺すよう指示するポール・ニューマン。
ジュート・ロウのヒットマンはちょっと買いかな。
2002年
9月8日(日)
バイオハザード 監督 ポール・アンダーソン
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ
   ミシェル・ロドリゲス
   エリック・メビウス
   ジェイムズ・ピュアフォイ 
ある研究所で突如警報装置が鳴り始める。閉じ込められ、殺される人々。洋館で目覚めたアリスは記憶を失っていた。突如進入してきた特殊部隊に連れられ彼女は”ハイブ”を目指す。超人工知能「レッド・クィーン」をシャットダウンした時おぞましい者が復活するのだった…。彼女はこの地下研究所から脱出出来るのか。
あ−、いいねぇ。ミラ・ジョヴォヴィッチのおみ足…。
っていうか、恐くてほとんど足しか見ていなかった。
恐がりな人、ゾンビが苦手な人は覚悟を。それにしてもあのラストシーンは。モニター室の人影は…。
2002年
9月1日(日)
リターナー 監督 山崎貴
出演 金城武
   鈴木杏
   岸谷五朗
   樹木希林
映画の日(1000円)+夏休み最後の日曜日ということで満員でした。
面白いです。ストーリー的には、「ターミネーター」と「ET」を足したようなもので、映像は「マトリックス」ってとこでしょうか。でも、楽しませてくれました。日本のSFXもここまで出来るようになったんだね。鈴木杏もいいよ。
2002年
8月25日(日)
トータル・フィアーズ 監督 フィル・アルデン・ロビンソン
出演 ベン・アフレック
   モーガン・フリーマン
   ジェームズ・クロムウェル
   ブリジット・モイナハン 
ここまでリアルに映画を作ってくれると言うことないですが。でも、核爆発のシーンとラストの緊迫感は買うが、このストーリーはちょっと滑っている気がする。ライアンの描き方が失敗していたんじゃないだろうか。
いつもなら合格なんだろうけど、今日見た「マルホランド・ドライブ」のインパクトが強烈過ぎたんだよなぁ。
見た日が悪かった。ごめん。
2002年
8月25日(日)
マルホランド・ドライブ こ、この映画は…。この女の正体は一体…。この話はこの女にどう絡むの…。この映像は…。えっえっえっ??
夢か現か。見終わった今も、一生懸命各シーンを思い出しています。謎が謎をよぶ摩訶不思議な映画。空想が広がります。一回見ただけじゃ分からない。もう一回見ようっと。久々にビデオで見た傑作作品の紹介です。
2002年
7月13日(土)
スター・ウォーズ
エピソード2
クローンの攻撃
監督  ジョージ・ルーカス
出演 ユアン・マクレガー
ナタリー・ポートマン ヘイデン・クリステンセン    サミュエル・L・ジャクソン    クリストファー・リー 
アミダラを狙う暗殺者を追うオビ=ワンとアミダラを警護するアナキンの話が同時進行する。共和国内に渦巻く野望・陰謀と謎、そして共和国の今後を決定する事件や戦いが描かれ、とうとう物語りは核心に。
いゃー。おもしろかったぁ。この映画に理屈はありませんね。只の飾りかと思っていたら、ヨーダもサミュエル・L・ジャクソン扮するウィンドゥも強い強い。
壮大な宇宙叙事詩。エピソードWへのつながりも見えて、次のエピソードVが、楽しみです。
それにしても、ナタリー・ポートマンのポスター欲しい。
2002年
6月23日(日)
模倣犯 監督 森田芳光
出演 中井正広
   藤井隆
   木村佳乃
   山崎努
   伊藤美咲
うぅ〜ん。この映画は一体…。
長大な原作なんで、難しいんでしょうが、原作読んでいないと映画の内容がわからないんじゃないんでしょうか。確かに画面もよく出来ているし、ディテールにも凝っているし、映像は申し分ないんだけど、内容がなぁ。唐突で訳のわからないラストにも閉口しました。独り善がりの映画でしょうか。
ビデオ化を待っていればよかっった。
2002年
6月16日(日)
ブレイド2 監督 ギレルモ・デル・トロ
出演 ウェズリー・スナイプス
   クリス・クリストファーソン
   ロン・パールマン
   レオノア・ヴァレラ
   ドニー・イェン
「模倣犯」にするか迷ってこちらにした。
人間とヴァンパイアの血を持つブレイドは、ヴァンパイア狩りを続けるが、ヴァンパイアをも襲うヴァンパイアの進化種「リーパーズ(死神族)」が現れたため、ヴァンパイア族に請われ、もともとはブレイドを殺すために組織されたヴァンパイアの戦闘集団ブラッド・パックとともにリーパーズを倒すことになるが…。
いゃー、ウェズリー・スナイプス最高。強すぎ。でも、ちょっとエグすぎた。ニッサ役のレオノア・ヴァレラとの関係をもっと工夫すればよかったかな。
損はしなかったと思うけど、ちょっとこわいよ。
2002年
5月26日(日)
サウンド・オブ・サイレンス 監督 ケイリー・フレダー
出演 マイケル・ダグラス
   ショーン・ビーン
   ブリタニー・マーフィ
   ジェニファー・エスポージ
   ファムケ・ヤンセン
時間も気にならず一気に見終わったので、相当引き込まれたんじゃないかと思う。良い出来だったんでしょうか。でも、それは、もっとすごい秘密やどんでん返しがあるんじゃないかと期待しながら見ていたからだと思う。スリルもサスペンスも謎もたいしたことなかった。原作はもっと面白いんだろうなぁ。ジェニファー・エスポジートの次回作に期待します。
原題は「don't say a word」。S&Gファンとしては、このタイトルにして欲しくなかった。
2002年
5月12日(土)
スパイダーマン 監督 サム・ライミ
出演 トビー・マグワイア
   ウィレム・デフォー
   キルスティン・ダントス
   ジェームズ・フランコ
いゃ〜面白かったぁ。劇画の映画化なので、どうせ期待はずれになるだろうと、あまり期待せずに行ったのですが、もう最初から最後まで十分楽しませてくれました。原作は読んだこと無いのですが、「サイダーハウス・ルール」のトビー・マグワイアがぴったりはまっているような気がします。お勧めですよ。
2002年
4月13日(土)
モンスターズ・インク 監督 ピート・ドクター
声  ジョン・グッドマン
   ビリー・クリスタル
   ジェームズ・コバーン 
モンスターシティのエネルギー源である人間の子供の悲鳴を集めるのがモンスターズ・株式会社(インク)の仕事。モンスターシティには決して破ってはいけないルールがある。人間の子供は有害だと信じられており、子供はもちろん、その持ち物もモンスターシティに持ち込んではいけないのだ。ある日、人間の子供・ブーが恐がらせ屋のサリーを大きな猫と思い込み、モンスターシティに迷い込んで来るのだった…。
モンスターシティに迷い込んだブーと、ブーを人間社会に返そうとするサリーと親友・マイクの活躍を描くアニメ。大人でも楽しめるよ。
ビューティフル・マインド 監督 ロン・ハワード
出演 ラッセル・クロウ
   エド・ハリス
   ジェニファー・コネリー
   クリストファー・プラマー
原作は、「均衡理論」でノーペル経済学賞を受賞した、ジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアの伝記「ビューティフル・マインド」。頭脳と心のアンバランス、現実と幻想の狭間で苦悩する天才数学者の半生が描かれます。
少し変っている主人公を描きながら、現実と思っていたストーリーが一気に様相を変え、後半は精神分裂症から回復しようとする主人公とそれを支える妻がじっくりと描かれます。ちょっとビックリしたし、少し嫌になるところもありましたが、最後は号泣しました。
2002年
3月24日(土)
ロード・オブ・ザ・リング 監督 ピーター・ジャンクソン
出演 イライジャ・ウット゜
   イアン・マッケラン
   リブ・タイラー
   ヴィゴ・モーテセン
いゃー、面白かった。3時間はとっても長いですけど、とっても面白かったです。原作は20年ほど前に読んだのでストーリーも覚えていませんでしたが、それでも十分楽しめました。
3部作の一作目ということを覚悟してみれば、十分楽しめます。
2002年
3月17日(日)
エネミー・ライン 監督 ジョン・ムーア
出演 オーウェン・ウィルソン
   ジーン・ハックマン
   ガブリエル・マクト
   デイビッド・キース
簡単な偵察飛行に出たはずの海軍パイロットのバーネットは、秘密を見られたセルビア軍に対空ミサイルで撃墜される。親友は殺され、たった一人敵地にとり残されたバーネット。敵の狙撃兵に追われながら、彼は敵地から無事脱出できるのか…。
いやー、面白かったぁ。とにかくリアルでスピィーディ。敵地からの脱出の緊張感。戦争の非情さ。絶対お勧めです。
ところで、主演のオーウェン・ウィルソンって、ジーナ・ガーションの旦那さんなんだね。知らなかったぁ〜。
2002年
3月2日(土)
オーシャンズ11 監督 スティープン・ソダーバーグ
出演 ジョージ・クルーニー
   ブラッド・ピット
   マット・デイモン
   アンディ・ガルシア
   ジュリア・ロバーツ
やっと見ましたオーシャンズ11。
まあ、一応それなりにまとまっていて、見せ場もあったから面白かったし損はしなかったと思う。しかし、役者が豪華で期待した割には、大した計画もスリルもどんでん返しもなく、平坦に終わったような気がする。これもやっぱり役者が揃い過ぎているせいなんだよなぁ。
2002年
2月9日(土)
ジェヴォーダンの獣 監督 クリストフ・ガンズ
出演 サミュエル・ル・ビアン
   ヴァンサン・カッセル
   モニカ・ベルッチ
   エミリエ・デュケンヌ
   ジェレミー・レニエ
   マーク・ダカスコス
オーシャンズ11を見るつもりだったんだけど、モニカ・ベルッチが出てると知って急遽変更しました。「フランス史上最大の謎」といって、謎解きを期待したらガッカリするかも知れませんが、スリルもあって面白かったです。ルイ15世の時代の雰囲気も出ていたんじゃないでしょうか。「獣」は比喩だと思っていたけどまさか…だとは。ちょっと長くて無駄なところもありますが、まあ損はしなかったかな。
モニカ・ベルッチ様はとても素敵でございました。エミリエ・デュケンヌも良いよ。
2002年
1月20日(日)
バニラ・スカイ 監督 キャメロン・クロウ
出演 トム・クルーズ
   ペネロペ・クルス
   カート・ラッセル
   キャメロン・ディアス
なかなか混乱させられました。でも、途中ダレちゃったから、ちょっとストーリーが弱いかな。ラストはあまり期待しないほうが良いかも。
2001年
12月16日(土)
スパイ・ゲーム 監督 トニー・スコット
出演 ロバート・レッドフォード
   ブラッド・ピット
   キャサリン・マコーマック
   スティーブン・ディレイン
良く出ています。ロバート・レッドフォードもブラッド・ピットも味を出していますが、レッドフォード演じる老練なCIA部員ミュアーの駆け引き・実行力は拍手ものです。配役も揃い。十分楽しませてくれる映画です。
2001年
11月23日(金)
エボリューション 監督 アイバン・ライトマン
出演 デビッド・ドゥカブニー
   ジュリアン・ムーア
   オーランド・ジョーンズ
   ショーン・ウィリアム・スコット
地球外からきた異星物。単細胞から進化して…まで登場するとはちょっとビックリ。いままでにないエイリアンもの。ゴースト・バスターズの異星人版、と言ったほうが良いかも。進化した虫が体内に入ったシーンは大笑いでした。でも、ちょっと気持ち悪くて、汚い。映画館まで行くほどじゃなかったかな。
2001年
11月17日(土)
ソードフィッシュ 監督 ドミニク・セナ
出演 ジョン・トラボルタ
   ヒュー・ジャックマン
   ハル・ベリー
   ドン・チードル
冒頭から映画にくぎ付けでした。全く予想ができない展開、今までにないアクションシーン。アクションものでは今年一番じゃないでしょうか。ジョン・トラボルタの悪役もはまりきっているが、「X-メン」のヒュー・ジャックマンとハル・ベリーもとてもよい。ハル・ベリーは「エグゼクティブ・デシジョン」のスチワーデスだったんだね。後でパンフ読んでビックリ。
お勧めの一本です。
でも、時期が時期だけにこのストーリーはちょっと危ない。
2001年
10月27日(土)
山の郵便配達 監督 フォ・ジェンチイ
出演 トン・ルゥジュン
   リィウ・イェ
   ジャオ・シィウリ
   チェン・ハオ
父の跡をついで郵便配達の仕事を始める息子。父親は最後の配達に一緒に出かける。1980年代初頭の中国山岳地帯。一通の郵便を心待ちにしてる人々がいる。郵便を通して、人とのふれあい、さわやかな恋、親と子、そして人生を語るお話。この映画の登場人物は決して早く進まない。ゆっくりゆっくり自分の足で進むのだ。その道のりは人生のようで、山もあり谷もある。淋しくとも雄大で、美しい、人生の喜びや悲しみが、その歩みとともに変わる風景のように、見る人の胸にゆっくりゆっくり迫ってくるのだ。また良い映画見せてもらいました。ありがとう。
ウオーターボーイズ 監督  矢口史靖
出演 妻夫木聡
    平山綾
    真鍋かをり
    竹中直人
廃部寸前の男子校の水泳部が、美人の先生が来てからシンクロ部に変身。男子シンクロという世界を楽しく描いています。めちゃめちゃ笑えるけど、最後のシンクロシーンは感動ものです。ここまで簡単にシンクロ出来ちゃうとは思わないけれど、高校生の屈託の無い世界が楽しい。若いってすばらしい〜。
2001年
10月7
日(日)
トゥームレーダー 監督 サイモン・ウエスト
出演 アンジェリーナ・ジョリー
   ノア・テイラー
   ダニエル・クレイグ
   イアン・グレン
   ジョン・ボイト 
のっけから手に汗握ってしまいました。冒険活劇大好きなのでとっても楽しめました。これまでのアクションとはちょっと違っているような気がします。ラストはお愛嬌ですがこれなら十分楽しめます。
それにしてもアンジェリーナ・ジョリーはとってもセクシーで素敵です。これってシリーズかされちゃうんでしょうか。
あの頃ペニー・レインと 製作・脚本・監督 
         キャメロン・クロウ
出演 ビリー・クラダップ
   フランシス・マクドーマン
   ケイト・ハドソン
   バトリック・フュジット 
良い題材だなぁ。70年代初頭のロックシーンと美少女ペニー・レインへのほのかな初恋を上手く描いている。音楽もサイモン&ガーファンクル、レッド・ツェペリン、エルトン・ジョンなど今聞いても色褪せていない。地味で静か。トゥームレーダーの対極にある映画だけど、後からじわじわ利いて来る映画。ハッピー・エンドに終わらないところがいい。が、ラストには不満があるなぁ。
2001年
9月16日(日)
キス・オブ・ザ・ドラゴン 製作・脚本 リュック・ベッソン
監督 クリス・ナオン
出演 ジェット・リー
   ブリジット・フォンダ
   チェッキー・カリョ   
面白かった。アクションは最高。ストーリーの方は捻りも何にもなく、あまりにも単純すぎますが、ジェット・リーのアクションがそれを補って余りあります。この人のアクションに特撮など不要ですね。何回手を握ったことか。
それに主人公の名前の「リュウ」もちょっと気に入りました。
2001年
9月1日(土)
DENGEKI/電撃 監督 アンジェイ・バートコウィアク
出演 スティープン・セガール
   DMX
   アンソニー・アンダーソン
   ジル・ヘネシー
アクションの連続で息つく暇も無いっ。て感じでしたが、惜しいかなストーリーが…。いきなりの犯人達の登場と総反撃はあまりに安易過ぎるし、意味ありげな署長の存在も随分中途半端だし…。
それにしても事故で怪我した署長、あの後どうなったんだろう。気になって眠れそうに無い。
2001年
8月13日(月)
千と千尋の神隠し 監督     宮崎 駿
声の出演  柊 瑠美
       入野自由
       夏木マリ
       菅原文太
       上条恒彦
いやー、面白かったぁ。
ひ弱な少女・萩野千尋が迷い込んだのは湯婆婆(ゆばーば)が支配する不思議な温泉街。ハクや釜爺、リンに助けられながら、千尋はお父さんやお母さんを助けられるのか…。
大人も子供も楽しめる一大ファンタジー。いや寓話と言うべきでしょう。思う存分楽しんで下さい。これって宮崎駿の代表作になるんじゃないでしょうか。もう一度、見るつもりです。
2001年
8月9日(木)
パール・ハーバー 監督 マイケル・ベイ
出演 ベン・アフレック
   ジョシュ・ハートネット
   ケイト・ベッキンセール
   アレック・ホールドウィン
第二次大戦の激動の中を生きた、3人の男女の友情と恋。生と死を描いたドラマ。それなりに感動させてくれます。ただ3時間はちょっと長すぎかな。特撮をもう少し減らして焦点を絞ればもっと良い映画になったような気もします。日本軍の描き方は最悪です。
2001年
8月4日(土)
ジュラシック・パークV 監督 ジョー・ジョンストン
出演 サム・ニール
   ウィリアム・H・メーシー
   ティア・レオーニ
   ローラ・ダーン
恐竜って頭良かったんだね。個々の違いはあるものの、さすがにVまで来ると同じようなパターンになっちゃうな。でも、時間的にも内容的にも飽きることが無くって、出来としてはまずまずでした。
先週は猿で、今週は恐竜…なんてナイスな選択。
2001年
7月28日(土)
猿の惑星 監督 ティム・バートン
出演 マーク・ウォルバール
   ティム・ロス
   エストラ・ウォーレン
惑星間の異常で消えてしまったチンパンジーを追って、宇宙ステーション飛び出し、自らも消息をたってしまう宇宙飛行士レオ。彼が着いたのは猿に支配された惑星だった彼はこの星から脱出できるのか。そして猿達の先祖とは…。
旧作とはまったく別の物語。猿の動きも速くて、リアル。それなりの出来だけど、期待しすぎると失望するかもしれない。それにしても、ラストシーンは謎、謎。
2001年
6月30日(土)
ウェディング・プランナー 監督 アダム・シャンクマン
出演 ジェニファー・ロペス
   マシュー・マコノヒー
典型的なラブ・ストーリーです。なんと言ってもジェニファー・ロペスの魅力満載。とっても幸せな気分になれます。恋人とぜひどうぞ。
しばらくはジェニファー・ロペスの夢を見そうです。
2001年
6月23日(土)
マレーナ 監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
出演 モニカ・ベルッチ
   ジュゼッペ・スルファーロ
 
戦時下のイタリア。年上の女性に恋した少年の目を通して、恋することの純粋さ・美しさ・せつなさ、イタリアの美しい町並み、厳しい時代を生きなければならなかった人たちの悲しみ、人間の身勝手さをエンニオ・モリコーネの美しい音楽にのせてい描いています。
マレーナ役のニカ・ベルッチはとても美しく、マレーナが買い物篭を下げて去ってゆくラストシーンは、忘れられない作品のひとつになりそうです。
沈黙のテロリスト 監督 アルバート・ピュン
出演 トム・サイズモア
   デニス・ホッパー
   スティーブン・セガール
沈黙シリーズの一作かと思って行ったら、似て非なるものでした。デニス・ホッパーが爆弾をバンバン爆発させするシーンは見ごたえあったけど、あっけなく彼が死んでしまうと、爆弾処理が簡単すぎて、いまいち緊迫感がありませんでした。
スティーブン・セガールが出るからと言って、「沈黙…」のタイトルはやめて欲しいです。
2001年
6月17
日(日)
デンジャラス・ビューティ 監督 ドナルド・ピートリー
出演 サンドラ・ブロック
   マイケル・ケイン
   エリック・マシューズ
   キャンディス・バーゲン
サンドラ・ブロック様見たさだけで見に行きました。
コメディーも良し、ミスコンの美しさもグー(古い)、ですがやはり捜査官のときのキリリとした役がとってもお似合いです。
ところで、りゅうが高校生の頃好きだったキャンディス・バーゲン。随分お年を召されました。映画を観ている時は全然気づかず、パンフレットで初めて知りました。それほどのお変わり様に、ただただ絶句です…。
2001年
5月19
日(土)
15ミニッツ 監督 ジョン・ハーツフェルド
出演 ロバート・デ・ニーロ
   エドワース・バーンズ
   メリーナ・カナカレデス
   カレル・ローデン
   オレッグ・タクタロフ
「大都市ニューヨークならではのメディア型凶悪犯罪に立ち向かう二人の男の姿を熱く描いた、重厚なサスペンス・アクション大作」とパンフレットにある。
デ・ニーロが敏腕刑事を熱演するハードな刑事物かと思いきや、凶悪犯とそれを視聴率アップにつなげようとするメディアのあり方をも問う映画。
入国審査の冒頭の場面から、ずる賢いうえにラッキーな二人組みの犯人に振り回されてもう映画にくぎ付け。面白いこと請け合いです。
2001年
5月19
日(土)
ショコラ 監督 ラッセ・ハルストレム
出演 ジュリエット・ビノシュ
   ジョニー・デップ
   ジュディ・デンチ
   キャリー=アン・モス
   ヴィクトワール・ティヴィソル
フランスの伝統が根付く戒律の厳しい小さな村に、ビィアンヌが娘を連れてやって来る。彼女は各地を転々としながらチョコレートの効能を広めているのだ。ここでも、チョコレート・ショップをはじめるが、断食期にチョコレート店をはじめるビィアンヌを村長は目の敵にする…。
人々に幸せを与える不思議なチョコレートを売るビィアンヌと村人達のふれ合いを通して、人生の楽しみを教えてくれる映画。幸せな気分になれるよ。
それにしても、キャリー=アン・モスがお堅い教育ママ役をやっていてちょっとビックリ。それでも素敵でございます。
2001年
5月5
日(土)
トラフィック 監督 スティーブン・ソダーバーグ
出演 マイケル・ダグラス
   ベニチオ・デル・トロ
   キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
  
3つのストーリーが絡み合い進んでいくが、結局何一つ決着・回答がない。それだけ、アメリカにおける麻薬問題の根深さ、深刻さを描いていると思うが、何でアカデミー賞候補?って思ってしまう。
助演男優賞のベニチオ・デル・トロは買い。
2001年
4月15
日(日)
スターリングラード 監督 ジャン=ジャック・アノー
出演 ジュード・ロウ
   ジョセフ・ファインズ
   レイチェル・ワイズ
   エド・ハリス
ドイツに攻められたスターリングラードは陥落寸前。その悲惨な戦場で、祖父から教わった射撃の腕でロシア軍の英雄に祭り上げられる一人の青年。ドイツは彼の暗殺のためドイツ軍きっての射撃の名手を送ってくる…。
戦争の冷酷さと悲惨さ。そんな、明日をも知れぬ状況にありながら、祖国や家族や恋人を守ろうとして死力を尽くす人間の気高さ、やさしさ、強さを圧倒的に描いています。
「映画って本当に良いですね」って、しみじみ思わせてくれる、すごい映画。感動で胸を熱くしてください。お勧めです。
2001年
3月31
日(土)
サトラレ 監督 本広克行
出演 安藤政信
   鈴木京香
   内山理名
   寺尾聡
   八千草薫
素直であること、正直であることはなんて美しいんでしょうか。心からでる言葉はなんて人の心を揺り動かすのでしょうか。わたし達は、言葉の鎧の中に嘘や妬みを隠しすぎているんだなあ。主人公の言葉に泣けました。ロケーションもストーリーも最高。役者も良い。本当に笑えて泣ける映画です。
鈴木京香はこういう役上手いなぁ。
2001年
3月17
日(土)
初恋のきた道 監督 チャン・イーモウ
出演 チャン・ツィイー
   スン・ホンレイ
   チョン・ハオ
   チャオ・ユエリン
ビジネスマンの私は、久しぶりに帰郷する。学校の先生をしている父の死の知らせを受けたからだ。父の部屋で新婚の頃の両親を写真を手に、父と母の恋愛を回想する…。
映画は、若き教師に一目惚れした少女の恋を、一本の道と学校を軸に淡々と描きますが、だからこそ少女の一途な思いが胸に伝わってきます。そして、スクリーンいっぱいの広大で美しく素朴な風景やシンプルで綺麗な音楽が胸を打ちます。
最後はただただ号泣でした。
こういう映画なら何回観てもいいなぁ。
バガー・バンスの伝説 監督 ロバート・レッドフォード
出演 ウィル・スミス
   マット・デイモン
   シャリーズ・セロン
天才ゴルファーと言われながら、戦争体験から人生を捨ててしまおうといているジュナ。かっての恋人アデールのためゴルフの試合に引きずり出される。自信を失っている彼の前に、バガー・バンスと名乗る黒人が現れ、「自分のスイング」を取り戻せという…。1920〜30年のアメリカでのゴルフを描きながら人生を考えさせてくれます。
2001年
3月3
日(日)
クリムゾン・リバー 監督 マチュー・カソヴィッツ
出演 ジャン・レノ
   ヴァンサン・カッセル
   ナディア・ファレス
「観てから読むか。読んでから観るか」
時間の制約があるから、原作から相当アレンジされている。この映画は観てから読んだほうが良いみたい。原作は面白いよ。ジャン・レノをイメージしながら読むともっと面白いと思う。
2001年
2月10
日(土)
アンブレイカブル 監督 M.ナイト・シャマラン
出演 ブルース・ウィルス
   サミュエル・L・ジャクソン
   ロビン・ライト・ペン
確かにラストでドンデン返しはありますが、それほど面白いと思えませんでした。ノレなかったのかなぁ。
見るんじゃなかった。
2001年
1月27
日(土)
ケイゾク/映画

監督  堤幸彦
出演 中谷美紀
    渡辺篤郎
    小雪
    大河内奈々子
やっと見ましたぁ。それでも中谷美紀ファンかい?
意味ありげに孤島に招待された船舶事故の生存者たち。事故の真相を求めて、招待客がひとりひとりと殺されてゆく。そして、名セリフ。「犯人分かっちゃいました」。
と柴田純が言うところまで見られたけど、最後は一体なんだったんでしょうか。訳わかんなくなりました。
離島に行くまでは、最高に笑えて面白かったんだけど…。こういう映画作って欲しくないです。
2001年
1月13
日(土)
レッド・プラネット

監督 アントニー・ホフマン
出演 ウ゛ァル・キルマー
   キャリー=アン・モス
   
2057年。人類は滅亡の危機に。人類の生き残りをかけた火星地球計画。火星に送られた「藻」は順調に生育し酸素を発生させていたが、ある日データの送信が途絶える。5人の乗組員を乗せた“マーズ1”は調査に向かう…。
キャリー=アン・モス見たさに出かけましたが、ストーリーも映像も良くって、面白かった。合格ぅ〜。
2000年
12月16
日(土)
バーティカル・リミット
監督 マーティン・キャンベル
出演 クリス・オドネル
   ビル・パクストン
   ロビン・タニー
   スコット・グレン
面白かったぁ。最初のロッククライミングのシーンから画面にくぎ付けでした。雪崩、滑落、爆発、崩落…。息つく暇もなく次々と来る危機又危機。実写の迫力が見るものを圧倒し、「高度限界」を超えた人間の希望や愛情や生への強い意志が、美しい大自然の中で描かれていきます。
2000年
11月25
日(土)
チャーリーズ・エンジェル


監督 マックジー
出演 キャメロン・ディアス
   ドリュー・バリモア
   ルーシー・リュー
   ピル・マーレー
本当にキュート。
敵地に乗り込み恋人と電話しながら戦うなんて信じられないし、こんなに上手く行くのかい?と思うシーンも多かったけど、アクションあり、ファッションあり、お色気ありで実に楽しませてくれました。パート2が作られたら絶対見に行くと思う。
2000年
11月5
日(日)
スペース・カウボーイ 監督 クリント・イーストウッド
出演 クリント・イーストウッド
   トミー・リー・ジョーンズ
   ドナルド・サザーランド
   ジェームズ・ガーナー
いくつか細かい欠点はあっても、夢があって楽しくてドラマチック。本当に損はしない作品。飛行訓練も悲壮的でなくユーモラスにしたところがいい。いくつになっても宇宙には夢があるなぁ。
2000年
9月24
日(日)
U−571 監督 ジョナサン・モストウ
出演 マシュー・マコノヒー
   ビル・パクストン
   ハーベイ・カイテル
   ジョン・ボン・ジョビ
潜水艦の中の緊張感は本当に手に汗握ります。
スリリングな展開に息つく暇もありませんでした。
これくらいの映画だと満足するなあ。
2000年
9月9
日(土)
WHITEOUT 監督 若松節朗
出演 織田裕二
   松島菜々子
   佐藤浩市
日本版ダイ・ハードと言っていた人いますが、ちょっとオーバーかも。でも、細かい点ではいくつか不満はありますが、とても良く出来ていて、原作を知っていても充分楽しめました。
2000年
9月2
日(土)
ミッション・インポッシブル2 監督 ジョン・ウー
出演 トム・クルース゛
   ダグレイ・スコット
   タンディ・ニュートン
   ヴィング・レイムス
うーん。こういう中途半端な作品を作られるとなぁ。
それなりの作品にはなっていましたけど、「ミッション・インポッシブル」とは程遠いようです。ヒロインも安室似であまり魅力ありませんでした。
予告編で流れていた作品を楽しみに待ちます…。
2000年
8月17日(木)
死者の学園祭 監督 篠原哲雄
出演 深田恭子
   加藤雅也
   根津甚八
   筒井康隆
演劇部部長・結城真知子は学園に伝わる伝説を学園祭の出し物としようとするが、真知子の友人が次々と死んでゆく。学園に伝わるメカトフ伝説の真実とは、そして民数記29章第一節*134000000とは…。なかなか面白いです。深田恭子が精一杯の演技をしますが、ストーリーを思いっきり楽しんで欲しいと思います。
仮面学園 監督 小松隆志
出演 藤原竜也
   黒須麻耶
   石垣佑磨
   渡辺いっけい
最後の犯人当て?はちょっと閉口しましたが、途中まではなかなか面白かったです。でも、主役の黒須麻耶ちゃんがとっても可愛くって魅力的。これだけでも見に行く価値あるかも知れません。深キョンより魅力あると思います。
2000年
8月5日(土)
パーフェクト・ストーム 監督 ウォルフガング・ペーターゼン
出演 ジョージ・クルーニー
   マーク・ウォールバーグ
   ジョン・C・ライリー
   ダイアン・レイン
良く出来ていました。
ストーリーも映像も合格点です。ヨットや捜索隊の救出にもっと厚みを持たせればもっと良かったような気がします。でも、あんな嵐の中でも救出活動が行なわれるなんて驚きでした。
2000年
6月3日(土)
ペイ・バック 監督 ブライアン・ヘルゲランド
出演 メル・ギブソン
   マリア・ベロー
映画の色調もストーリーもメル・ギブソンの演技も渋くて実に面白い。あっという間に見終わってしまいました。ハラハラのラストでは思わずあっ、と思ってしまいました。
2000年
6月2日(金)
ロミオ・マスト・ダイ 監督 アンジェイ・バートコウィアク
出演 ジェット・リー
   アリーヤ
   
脱獄してまで弟を殺した犯人へ復讐する、ジェット・リーのすごいアクション。それに、犯人探しもなかなか楽しめました。
でも、結末があまりにも単純でラストの盛り上がりに欠けました。
2000年
5月28日(日)
RONIN 監督 ジョン・フランケンハイマー
出演 ロバート・デ・ニーロ
   ジャン・レノ
金のためデ・ニーロはある物の強奪に加わる。裏切りのため物は消え、それをめぐる奪い合い。そしてデ・ニーロが本当に探していたものは…。デ・ニーロが老練なスパイ役を見事に演じています。
2000年
5月27日(土)
マトリックス 監督 ラリー&アンディー・ウォシャウスキー
出演 キアヌ・リーブス
   キャリー=アン・モス
あまりに少ないのでビデオで見たのも載せることにします。
おもしろかったぁ。続けて2回も見てしまいました。キアヌ・リーブスの代表作になるんじゃないでしょうか。キャリー=アン・モスも良かったし。
映画館で見るんだった。
2000年
5月27日(土)
ミッション・トゥ・マーズ 監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 ゲイリー・シニーズ
   ティム・ロビンス
   ドン・チードル
   コニー・ニールセン
ロミオ・マスト・ダイを見るつもりがこれを見てしまいました。
火星や宇宙のシーンがとてもきれいで、SFXもとてもすごかったです。これだけでも見る価値あるかもしれません。でも、危機の割には緊張感は無いし、司令部と宇宙船の関係も淡白でさっぱり盛り上がりませんでした。そして、最後の「秘密」もよくある話で驚きもしませんでした。
2000年
5月6日(土)
ボーン・コレクター 監督 フィリップ・ノイス
出演 デンゼル・ワシントン
   アンジェリーナ・ジョリー
あまり面白くないという評判だったので、期待せずに行ったら結構面白かったです。確かにひねりもなく、連続殺人の割には淡々と進みすぎますが、推理も結構楽しめました。アンジェリーナ・ジョリーもなかなか良かったよ。
2000年
1月16日(日)
エンド・オブ・デイズ
監督 ピーター・ハイアムズ
出演 アーノルド・ シュワルツェネッガー ガブリエル・バーン ケビン・ポラック ロビン・タニー
話としては大変面白しろかった。でも、ビルなんか簡単に爆発させる「サンタ」相手に人間が素手で戦うから、迫力もリアリティもちょっとなかったのが残念。「サタン」があれだけの力を出すんだから、最後は「神」が少しは人間に力を貸して欲しかったなぁ。だって、神を信じる人々が出来ることが、少女を殺そうとする事だなんてとっても悲しいもの。
ところで「サタン」=「ルシファー」は最も美しい天使だったと聞いたことあるけど、こんなイメージになっちゃうんだな。
11月1日
(月)
梟の城
監督 篠田正浩
出演 中井貴一、鶴田真由、
葉月里緒菜、上川隆也
面白くなかったー。忍者の復讐劇を通して、戦国期の歴史観が語られる司馬遼太郎の直木賞受賞作。これほどの原作をここまでめちゃくちゃに出来るものなんでしょうか。安く出来たかもしれないけど、CGで映画に迫力がないし、映像は見にくい。エンターテイメントもストーリーもない作品。期待してちょっと損した気分(怒)。
8月21日
(土)
アイズ・ワイド・シャット
監督 スタンリー・
          キューブリック
出演 トム・クルーズ
ニコール・キッドマン
何を言わんとしていたのか考えるのは、キューブリックだからかもしれないが、良く分からなかった。幸せそうな夫婦の日常、そして彼らを取り巻く性、愛、妄想、欲望。それらのすべてが夫婦を作っていくのかな。深く考えず映像に見とれるだけでも良い映画かもしれない。映像はやはりきれいだよ。
8月14日
(土)
エントラップメント
監督 ジョン・アビル
出演 ショーン・コネリー
キャサリン・ゼタ= ジョーンズ
進藤晶子さんお勧めの「この夏の映画」、ということで出かけた。泥棒と保険調査員、「ロマンチックでスリリングでお洒落な映画」とあるけれど、二人の腹の探り合いはかなり間延びしてつまんなかった。でも、銀行預金の強奪はなかなか見せてくれた。最後のドンデン返しで、保険会社の優秀な女性調査員ジンに目を奪われている内に、まさしく「罠」にかかってしまっていたのかと気づいた。キャサリン・ゼタ= ジョーンズはなかなか魅力的。次のThe hauntingはホラーだけど絶対見に行かなくっちゃ。
7月 9日
(土)
スター・ウォーズ
エピソード1
ファントム・メナス
監督  ジョージ・ルーカス
出演 リーアム・ニーソン
ユアン・マクレガー
ナタリー・ポートマン
もう語る必要がないでしょう。「スター・ウォーズ」の最新作にして、すべての物語の原点。
評論家の先生は、ストーリーがどうのと評価はいまいちですが、純粋に映画を見れば見るべき物は沢山あります。壮大な宇宙叙事詩。
思う存分映画を楽しんで下さい。
それにしても、あの「レオン」で、家族の復讐をする少女を完璧に演じていたポートマン。大きくなったなぁ。(あたりまえか)
7月 3日
(土)
交渉人
監督 ゲイリー・グレイ
出演 サミュエル・L・ ジャクソン
ケビン・スペイシー
「IQ180の駈け引き」「劇場で、あなたも人質になる」のコピーに釣られていきました。どういう展開か全く読めなくて、映画に引き込まれました。犯人と思っていた人が犯人じゃなくて、そういう意味でも満足できました。結構良い出来です。
でも、最後の犯人特定がどうも意味不明なのと、一斉突入の中途半端さには閉口しました。
6月27日
(日)
鉄道員(ぽっぽや)
監督 降旗康男
出演 高倉健、大竹しのぶ 小林念侍、広末涼子
浅田次郎の原作を生かした映画作りになっていました。ほんと原作は泣けましたからね。ラブ・レターも良かったし。
小林念侍など役者も揃い、高倉健も堅い「ぽっぽや」を熱演していました。これは健さんの映画だなぁ、って思いました。
でも、原作にあってこの映画にないものは「寂しさ」。健さんは格好よくっていいけれど、定年を迎え人生の最後を迎えようとしている老駅長の雰囲気がやっぱり出ない。その点を除けば、映画は充分満足できるでしょう。
6月19日
(土)
ハムナプトラ
監督 スティープン・
            ソマーズ

出演 ブレンダン・ フレイザー レイチェル・ワイズ
お宝求めて砂漠の遺跡へ。黄金そしてお約束の呪い、罠。3000年の時を越えて甦るイムホテップの呪いから無事逃れ、黄金や古文書は手に入れられるのか・・・。
レイダーズそのまんまですけど、ちょっとコメディ風かな。その辺を思いっきり楽しむのが良いでしょう。CGも格段に進歩していて、あのミイラはやっぱり怖かった。
5月4日
(火)
ライフ・イズ・ビューティフル 監督 ロベルト・ベニーニ
出演 ロベルト・ベニーニ 
ニコレッタ・ブラスキ ジルジオ・カンタリーニ

ユダヤ系イタリア人のグイトは本屋を開くためアレッツォにやってくる。そこでドーラと知り合い様々な機転を利かせ何とか彼女と結婚する。子供も出来、幸せな二人。しかし、戦争始まり一家はユダヤ人収容所に送られる。何にも知らない息子を怖がらせないために、「これは戦車が貰えるゲーム」と教える。子供・家族を守るため彼は、ユーモア、機転、コネあらゆる手段を使う・・・。ドイツ軍も間抜けで、こんなに上手く行かないと思うが、ラストの感動は胸打つものがあります。ただ、ベニーニが喋り過ぎてうるさいうるさい。
3月20日
(土)
ユー・ガット・メール
監督 ノーラ・エフロン
出演 トム・ハンクス
メグ・ライアン
ニューヨークの片隅で、ブックチェーン店の御曹司と小さな書店の経営者がメールで知り合うラブ・ストーリー。
うぅ〜ん。ストーリーもいまいちだったし、見終わったあとのハッピー感もあまり無かった。同じメールの出会いなら、(ハル)の方が全然良い。
メグ・ライアンも今回はあんまり魅力無かった。個人的には、「星に願いを」の彼女が一番好きだなぁ。
3月6日
(土)
ガメラ3
邪神<イリス>覚醒
監督 金子修介
脚本 伊藤和典
出演 中山忍、藤谷文子
前田愛、安藤希、 山咲千里
大好きな平成ガメラシリーズの完結編。ガメラ1、2はもう映画・ビデオで何回見たことでしょう。大好きな水野美紀さんは出ないけれど、ガメラはどう暴れるんでしょうか、凛々しい長峰真弓さんは、どんな活躍するんでしょうか。と、期待に胸ときめかせて出かけました。
しかし、ストーリーが進むにつれて、最初のドキドキはどこへ。
次第にストーリーはバラバラに・・・。
ガメラへの愛情一杯の映画になってましたし、特撮技術は凄いし、大人も十分楽しめる映画になってると思います。
2月28日
(日)
スネーク・アイズ
監督 ブライアン・デ・バルマ

出演 ニコラス・ケイジ
ケイリー・シニーズ
カーラ・グジーノ
「ブライアン・デ・バルマが放つ今世紀最高の映像トリック」となっていたけど、良く分からなかった。特にエンド・クレジットの『あれ』はなんのことか分からなかった。もう看る予定無いので、ビデオになったらじっくり見てみよう。
それにしても、ニコラス・ケイジはあまり好きじゃない。「リービング・ラスベガス」でエリザベス・シュー様がパンツ降ろしてまでの熱演してたのに、ニコラス・ケイジがあまりにだらしなくって…。でもあの映画でオスカー取ったんだよね、たしか。
1999年
1月30日
(土)
リング2
監督 中田秀夫
出演 中谷美紀、 深田恭子、 松島菜々子
原作にはないが、映画「リング」の続編。
うぅ〜ん、それなりに怖いが、期待したほどではなかった。
高山竜司の死を調べ始めた恋人の高野舞は、ビデオを調べていた高山の妻浅川玲子とその子陽一を探しだす。陽一は不思議な力を持つようになっていた。呪いのテープとは、そして貞子の呪いを消すには・・・・。
中谷美紀さんは魅力的で、深田恭子も結構怖い。
恭子ファン必見でしょう。
なお、すでに「らせん」を見た人は、「らせん」を忘れましょう。
死国
原作 坂東眞砂子
監督 長崎俊一
出演 夏川結衣、 筒井道隆、
栗山千明、 根岸季衣
坂東眞砂子のデビュー作「死国」の映画化。四国を舞台にした怪奇映画。怖い映画だが、身の毛もよだつホラー映画ではない。
家を処分するために古里に帰った比奈子は、11年前に死んだ幼馴染の日浦莎代里の夢を見ることから、同じ幼馴染の文也と一緒に日浦家や莎代里の事を調べ始める。それとともに始まる怪奇な出来事。明らかになる日浦家の家柄、矢狗村の言い伝え、 黄泉の国、お遍路の意味・・・。
なんと言っても、夏川結衣さんが実に美しい。これだけでも見に行く価値あります。

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