ジュニア小説(野原野枝実 作品)
1994.2 |
ルームメイト薫くん3 嫉妬したら危機!(クライシス) |
Kノベルズ(偕成社) |
「成丸ンちの別荘に、スキーに出かけた薫たち。久々に女の子できるとうれしい薫だったが、成丸の幼友だちの美少女3姉妹が現れてまた少年のフリする羽目に。おまけに、3姉妹の1人が、成丸に猛烈アタック!薫は生まれて初めて、切ない嫉妬の気持ちを知った。女の子に戻りたい薫…」(カバーより) 「北風薫 カオル 絵/紺野キタ (MOE文庫で出版されたものの組み直し。) |
1993.12 |
ルームメイト薫くん2 修学旅行で危機!(クライシス) |
Kノベルズ(偕成社) |
「少年のフリして全寮制男子校で暮らす少女・薫、高一。二学期からルームメイトが野球部二年、小田になると知った薫の仲間は大パニック。なぜなら、小田のアダ名はホモオダ。少年・薫の危機(クライシス)だ!仲間たちは「カオル・プロジェクト」を結成、知恵を絞って薫を守ろうとするが、小田は薫をいたく気に入った様子…」(カバーより)絵/紺野キタ (MOE文庫で出版されたものの組み直し。) |
1993.10 |
ルームメイト薫くん1 恋したら危機!(クライシス) |
Kノベルズ(偕成社) |
キコクシジョ薫、16才、ワケあって 絵/紺野キタ (MOE文庫で出版されたものの組み直し。) |
1992.1 |
涙のミルフィーユボーイ | コバルト文庫(集英社) |
「夏休み、早紀はバイトを始めた。ドーナッツショップの売り子。アメリカの大学で映画を勉強する、という夢のためだ。でも、早紀は会ってしまった。運命の少年に・・・・。毎日ミルフィーユを食べにくるから「ミルフィーユボーイ」。姿を見るたび、早紀の心はときめくが、彼のそばにはいつも愛らしい少女がいて、せつなさもつのる。そんなある日、彼から突然デートに誘われて・・・」(カバーより)イラスト/いで まゆみ |
1991.3 |
ガベージハウス、ただいま5人 | コバルト文庫(集英社) | 「9月の新学期。風邪のせいで7日おくれで数珠玉学園にもどってきた村越七瀬はビックリ。だって、学校が消えちゃったんだもん!? 実はセントアイビス学園というアメリカかぶれの学校に吸収合併されてしまったの。 生徒はホテルみたいな寮でくらしてるけど、七瀬はガベージハウスというボロ寮へ。重吾、ユリア、愛という先住者も変人ばかり。どうやらここは落ちこぼれ専用寮らしい・・・・。」(文庫本カバーより) イラスト/田渕由美子 |
1991.1 | セントメリークラブ物語A 銀の指輪は冷たく輝く |
MOE文庫(MOE出版) | フランス帰りの、謎の転校生・リュウ。彼はある日、同級生の淳多が、試験中、超能力を使ってカンニングしている姿を目撃してしまう。そしてそれは、彼が捜している『9月9日生まれの超力者』グループの、最初の1人だった。リュウは、淳多の身辺を探ることで、土曜の原宿に集う、超能力者の少年少女たちをつきとめていった…。
(カバーより) イラスト/遠野一生 #セントメリークラブ物語は、全3巻の長編。完結編となるはずのセントメリークラブ物語Bは未刊。巻末の<つづく>の文字がちょっと淋しい。 |
1990.10 |
セントメリークラブ物語@ セントメリーのお茶会にどうぞ |
MOE文庫(MOE出版) | 16才のミズキの元に、ある日不思議な手紙が届いた。見知らぬ女性名の手紙の中身は、ミズキと同じ特別な能力を持った仲間だけが集まるという、お茶会の招待状だった。誰も知らないはずの自分の力の秘密を知っている、その女性は誰なのか?そして同じ年齢の仲間たちとは?ミズキは好奇心にかられて、原宿の古い洋館へと出かけて行った。
(カバーより) イラスト/遠野一生 |
1990.7 | プールサイドフアンタジー 急がないと夏が・・・ |
MOE文庫(MOE出版) | 憧れの先輩が「早朝の公園プールでこっそり泳ぐ」といっているのを耳にした知子は、夜明けのプールに勇んで出かけた。ところが、そこで出会ったのは先輩によく似た別の少年。知子は毎朝彼と会っているうちに、夜明けのプールが終戦直後の時代にタイムスリップしていることに気がついた。時を越えてめぐりあった。2人の恋の行方は…。(カバーより) イラスト/もとなおこ #ファンタジー小説。ちょっと切ないラブストーリー。 |
1990.5 |
恋したら危機! パート3 | MOE文庫(MOE出版) |
「カオル、初めての嫉妬(ジェラシー)イラスト/森園みるく #あとがきには、短編「ネズミ」を髣髴とさせる逸話を書いておられます。 |
1990.3 |
媚薬 | MOE文庫(MOE出版) | 不思議なおばあさんにもらった薬は、超スーパーなホレ薬(!?)なんと学園の人気者、バスケ部のキャプテンがあたしを好きになっちゃった。だけど計画は、まだ始まったばかり。芥川賞候補の少年作家や、六本木に住んでいる高校生モデルもみーんな落としちゃう。あたしのことをブスS中なんていったやつら、見返してやるー!!(カバーより) イラスト/如月七生 #これも面白い。題材は良くあると思うけど、これだけキャラもストーリーもイキイキしているとグッド。 |
1989.12 |
恋したら危機! パート2 | MOE文庫(MOE出版) |
「ボク、薫。今度こそまともに女子高生になれると思ったのに、またまた男子高に逆もどり。しかも今度のルームメイトは、うわさのホモ オダだって!?ということはボク、いやアタシは危険なの?安全なの?心配した成丸たちは「カオル・プロジェクト」なるものを創って守ってくれようとするんだけど、問題は修学旅行よねー・・。」(カバーより)イラスト/森園みるく |
1989.10 |
トパーズ色のband伝説 | MOE文庫(MOE出版) | 「あたしもバンドやろうじゃん!そう思ったのは、大好きなロックバンドのヒワイでカッコいいボーカルにあおられたせい。あたしがギター、ドラムはノッポのお嬢様。そして、メンバー募集で入ったのは、ギンギンのヘビメタ女、ピンクの髪をおったてたベースに、ストロベリーダンスだけがとりえの音痴のボーカル!これでめざすは「イカ天キング」だって!?」(カバーより) イラスト/森園みるく |
1989.9 |
恋の偏差値しあわせ未満? | MOE文庫(MOE出版) | 「あたし綾奈、高2。趣味は勉強!えっイヤミ?だって偏差値あげんのが生きがいなんだももーん。ところがある日、赤ちゃん背おった変な男の子がやって来てこういった。「この子さぁ、あんたの妹だよ」えーっ。うそー。押しつけられた赤ちゃんかかえて、あたしはオロオロ。走り去ったそいつは、意外にかっこいいからハラがたつ!!」 (カバーより) イラスト/もとなおこ |
1989.8 | 小麦色のメモリー | MOE文庫(MOE出版) |
「テニス部の練習初日。ラケットを忘れた奈美は、OBのプロテニスプレーヤー駿に救われた。初めて恋を知った奈美。けれど彼は、テニスエリートの家系に生まれたサラブレッド。彼と兄弟のように育ち、今も彼を慕っている天才少女プレイヤーは、ある日奈美に宣言した。「駿に近づくなら、あたしを負かしてからにして」と。さて、奈美は…。」(カバーより) #面白い。ジュニア小説の中の代表作なんじゃないだろうか。 テニスしたい。 |
1989.8 |
あいつがフィアンセだ! | MOE文庫(MOE出版) |
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1989.8 |
恋したら危機(クライシス)! | MOE文庫(MOE出版) |
「あたし薫。ひょんな事から、全寮制の男子校に入学しちゃって大あわて。けど、ちょっと興味あるし、あたし、男の子のフリする事にしたの。ハンサム君の前で、つい女にもどりそうになったり、体育を仮病できりぬけたり。ルームメイトの成丸は、ラグビー命のスポコン野郎なんだけど、最近あたしの寝顔が女の子に見えるって悩んでるみたい。フフッ。」(カバーより)イラスト/森園みるく |
ジュニア小説は残念ながら絶版です。 |