桐野タイトル

インタビュー・対談その他
2008年

雑誌等に掲載された桐野さん関連記事を集めています。
但し、単なる書評は除いています。
引用は偏見で選んでいますので、ご注意下さい。
全文を読まれることをお勧めします。

イ:インタビュー、エ:エッセイ、ト:トークショー、他:評論他、対:対談

発行 雑誌・新聞名 内容等
2008.12.21 サンデー毎日 ※著者インタビュー
※桐野夏生
※イザナミの恨みを昇華させたくて
※桐野夏生 『女神記』
2008.12.8 北日本新聞 ※「女神記」著者 桐野夏生さんに聞く
※古事記題材 男女の愛憎
2008.12.16 女性自身 ※BOOK'S HOTEL
※9年ぶりの書き下ろし作は「神話」
※「むごい運命でも引き受ける強さ、覚悟を書きました」
2008.12.6 「女神記」刊行
記念サイン会
※「女神記」刊行記念サイン会
※三省堂有楽町店
※15時〜
#相変わらずすごい人気で、沢山の方が来ていました。写真撮影は禁止ですが、桐野さんのほうから握手して頂きました。
2008.11.29 週刊新潮
2008.12.14
※「芙美子」をたどって
#連載開始にあたり、インドネシアを訪ね、林芙美子の足どりをたどったときのグラビア。7枚掲載されています。
※次号より連載開始
※新連載小説 ナニカアル
※著者の言葉
2008.11.8 北日本新聞
2008.11.8
※谷崎潤一郎賞に桐野夏生さん
『戦時中、「細雪」が雑誌掲載を禁止された谷崎の例を引きながら「何もかも受け入れ、何もかも否定して、その激しい振幅の力でいろんなものをなぎ払っていきたい」とあいさつした。』
#谷崎潤一郎賞の贈呈式の様子が報道されています。中央公論文芸賞受賞のねじめ正一さんとお写りです。
2008.9.27 yomyom
vol.8
※エッセイをヨムヨム
※桐野夏生
※六本木のナンシー
『そして、今の犬。私は生涯で初めて、好きな犬種を選んで犬を買う、という行為をしたのである。ウェルシュ・コーギー種を選んだのは、「アクシデンタル・ツーリスト」という映画に出て来た犬だから。原作であるアン・タイラーの本のカバーには、出演した犬が写っている。白と茶と黒のトライカラーで、尻尾を切っていないコーギー犬。死んだ息子が飼っていた犬、という設定だった。私はペット雑誌を読み耽り、そっくりの犬を探した。』
#犬についてのエッセー。桐野さんの犬に対する思いが胸を打つ。犬のエッセーにはずれなし、である。
2008.8.1 オール読物
2008.8
※[特別対談]座して死を待たず
※坂東眞砂子×桐野夏生
※現代に照射する女流作家は、我々に何を突きつけるのか−。
『桐野 (略)坂東さんは、作家として小説を書くことで、何を突きつけたいとお考えですか。
 坂東 「あなたはほんとに生きているの」ということです。
 桐野 明快ですね(笑)。
 坂東 うん。すべからく小説というのはそれがテーマになるんじゃないでしょうか。』

#これは初めてですね。ついに坂東眞砂子さんとの対話です。
2008.7.19 週刊現代
2008.7.19
※総力特集 皇室の明日
※徹底討論
※桐野夏生×福田和也×原武史(明治学院大学教授)
※平成皇室の危機このままでは”21世紀の南北朝”が生まれる
2008.7.4 日経エンタティンメント!
2008.7
※新作ガイド 本
※インタビュー 桐野夏生
※女一人と男たちが漂着した無人島
※ベテランミステリー作家の挑戦作
『長い連載は、微妙にトーンなどが違ってくるのが辛かったですね。それでもこの物語にはまだ描ききれていないものが多く残されています。』
2008.7.1 新潮
2008.7
※対談
※<悪>なき時代の虚構
※桐野夏生×福田和也
『福田 「グロテスク」の前後から、日記や回想で時間が交差しナラティブな運びが増えて、ストーリーよりも、
     リアリティの追求、空間をどう捉えるかに重きをおかれている気がします。
 桐野 そうですね。でもね、リアリティを追求して世界を書こうとするときりがないんです。そしてそればかりやって
     いくと今度は不思議なことに、切実さが失われる。それが最近の悩みです。(後略)』
2008.7.1 月刊現代
2008.7
※ジーンズフィフティ
※桐野夏生 内面の棘は失わず、しなやかに生きていく
『他人からは「いい人だ」と言われるかもしれませんが、はたして単にまるくなっただけの人間が本当に魅力的でしょうか』
2008.6.15 朝日新聞 ※たいせつな本
※桐野夏生 上
※■林芙美子『放浪記』
※最底辺でも意気軒昂 ほの見える冷徹な目
『しかし、芙美子は、マッチの燃えさしで眉を描き、木賃宿から出撃するのである。へこたれることがあっても、意気は軒昂だった。』
2008.6.4 北日本新聞 ※「東京島」の桐野夏生さん
※虚構で現実を凌駕
『いつかまた船が来てたすかるのではという希望があるから、男たちはユルい。『何とかなるだろう』という今の社会に似ていると言われれば、そうかもしれません』
2008.4.1 文藝春秋
2008.4
※特別対談 桐野夏生 佐藤優
※「見えない貧困」がこの国を蝕む
※「世間」も「家庭」も崩壊した日本に進攻する恐るべき事態
『桐野 そうして生まれた格差を、ロシアはどうやって乗り越えたのですか。
 佐藤 徹底したばらまきですね。大立者になった金融資本家やエネルギー長者が、故郷にばらまき、身内にばらまき、子分や友人・知人にばらまく。
 桐野 そのお金が消費に回ることで、景気が上向いたのですか。

 佐藤 はい。しかも、ばらまきに応じない会社や経営者には。政治的な圧力がかかります。(後略) 』
2008.4.1 新潮
2008.4
※本  物語化する自伝  桐野夏生
※『私のマルクス』 佐藤優
『本書が書かれるきっかけとなったのは、ドストエフスキーについて書いてくれ、と編集者から頼まれた佐藤優が、マルクスなら書ける、と引き受けたことにある。マルクスを選んだ理由は、佐藤的な逆説と感じた。「マルクスは資本主義が自立した円環をなすシステムで、産業社会においてこのシステムを壊すことは、ほぼ不可能なくらい難しいことを論証した」と本書にある。」』
2008.3.7 別冊宝島
このミステリーがすごい!
※このミス1位イタビュー
※1998年版
※「OUT」 桐野夏生
※犯罪には時代の特徴が出ます。今私が生きている時代は何かを、私は知りたい。
#「東京島」(新潮社)が5月に刊行されます。
2008.1.1 オール読物 ※[豪華企画]旅して、競作!
※対談 プラハ、そしてウィーンへ〜私たちが見たもの
※桐野夏生 作家志望
※小池真理子 プラハ逍遥
『桐野 プラハ城もそうだけど、街全体に石畳が敷き詰められていて、あれは整備が大変でしょうね。
     城の正門のところでスメタナの「我が祖国」を演奏していたから、2人でCDを勢いで買ってしまった。
     小池さんは、あのCDを帰国してから聞いた?
 小池 うん、でもあんまり良くなかった。
 桐野 私は全然聴いていない(笑い)。』
2008.1.1 小説宝石
2008.1
※連載グラフ #81 小説家という情景
※桐野夏生

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